新型コロナウイルス感染症へのMSFの対応【最新情報】

2021年04月30日掲載

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、国境なき医師団(MSF)は世界各地で緊急医療援助活動を展開しています。

これらの医療援助をより多くの人びとに届けるため、新型コロナウイルス感染症危機対応の寄付を受け付けています。

各地でのMSFの主な活動

欧州、中東、アジア(日本含む)、アフリカ、北米、中南米と、世界各地で新型コロナウイルス感染症に関する活動を実施。

①保健当局を支援し、新型コロナウイルス感染症に対する医療援助の提供
新型コロナウイルス感染症患者の治療に関わる公的機関(地方自治体、保健省、保健所など)や主要医療機関と連携し、医療援助を提供。

②弱い立場に置かれ健康リスクの高い人びとの援助
医療や衛生面で脆弱な環境で暮らす難民・避難民や庇護希望者など、感染や重症化リスクの高い人びとを支える。

③医療従事者の安全確保と、新型コロナウイルス以外の医療課題への継続援助
深刻な感染リスクにさらされる医療従事者を感染から守り、人びとが医療にアクセスできるよう継続して援助を提供。

活動概要

© Aahana Dhar/MSF© Aahana Dhar/MSF

MSFは2020年1月に香港で新型コロナウイルスに関する活動を開始。その後世界各地での感染拡大に伴い、既存の医療援助活動を適応・強化するとともに、6月までの間に多くの国で新型コロナウイルス感染症に対応するための新しい活動を開始した。

現地保健当局を通じた医療機関での感染予防・制御に関する支援をはじめ、専門の治療センターの設置、感染者の治療、健康教育など、活動の範囲は多岐に渡る。また、新型コロナウイルス以外の既存の活動を継続し、必要不可欠な保健医療サービスの提供を続けている。

それぞれの地域の疫学的状況や医療ニーズに基づいて新型コロナウイルスに関するプロジェクトの継続を判断し、通常のプロジェクトへの統合や、ヨーロッパでは終了した活動の再開を行っている。今後も状況を注視し、各国のニーズに沿った医療援助を提供していく。(11月時点)

中東

  • イラク開く

    MSFが2019年6月より活動するライラン・キャンプ 
© Tetyana Pylypenko/MSFMSFが2019年6月より活動するライラン・キャンプ 
    © Tetyana Pylypenko/MSF

    イラク国内の感染例の3割を占めるバグダッドでは、アル・キンディ病院を支援。重症の新型コロナウイルス感染症患者を多数受け入れている。患者数の多さに鑑みて9月にサービスを拡大し、重症患者のための24床の新型コロナ病棟を運営している。さらに、11床の集中治療室を含む36床へと受け入れ能力を増やす計画を進めている。

    モスルでは、感染拡大の初期段階で、MSFの術後ケアセンターを新型コロナウイルスのための施設に転換。これまでに軽度および中等度の患者を900人以上受け入れてきた。

    また、アルビルとドホークの医療施設では、職員に感染予防に関する研修やなどを提供。キルクーク州のライアンキャンプでは、コンテナ式の20床の隔離治療施設を運営し、感染疑い患者のトリアージを行っている。

    ライアンなどの避難民キャンプでは、再利用可能な布製マスクを住民に配布し、感染予防の啓発を行った。新型コロナウイルスの予防への意識を高めるため、モスルをはじめとした地域でオンラインの啓発活動を実施している。(11月時点)

    関連情報:
    病院に押し寄せる重症患者 感染が再拡大するイラクの現場から(2021年4月7日掲載
    イラク:国内避難民130万人に迫る新型コロナウイルスの脅威(2020年7月14日掲載)
    イラク、紛争の傷が残る街での感染症対策(2020年4月17日掲載)

  • ヨルダン開く

    ヨルダン北部のザータリ難民キャンプで、保健省などと協力のもと、30床の新型コロナウイルス治療センターを設置。治療に加え、心理社会的支援も提供している。

    アンマンの再建外科プロジェクトでは、保健省からの要請を受け、40床の新型コロナウイルス治療センターを開設。中等度の患者の治療を行っている。(11月時点)

  • その他中東開く

    リビアでは、難民・移民の人びとが留め置かれている6つの拘留施設での活動を継続。感染予防・制御に関する研修を行い、施設での感染予防を強化している。首都トリポリでは医療従事者と救急隊員に研修を実施したほか、個人用防護具を提供した。(11月時点)

避難民キャンプの移動診療所で子どもの健康状態を確認(シリア) © OMAR HAJ KADOUR/MSF避難民キャンプの移動診療所で子どもの健康状態を確認(シリア) © OMAR HAJ KADOUR/MSF

アジア

  • 日本開く

    仮設診療施設で患者を診察したMSFスタッフ © MSF仮設診療施設で患者を診察したMSFスタッフ © MSF

    MSFは、長崎市に停泊中に新型コロナウイルスの集団感染が発生したイタリア籍クルーズ船「コスタ・アトランチカ」の乗員に対する医療援助活動を5月30日に終了した。MSFは同船内に残っている乗員に対する長崎県の医療援助活動を支援するため、医師1人、看護師2人、プロジェクト責任者1人の計4人のチームを派遣し、5月8日から活動してきた。

    現場では船外に設置された仮設診療施設を拠点に、県内外からの派遣医療チームや自衛隊、他NGOなど、複数の救護チームがシフトを組んで24時間体制で医療援助活動を行った。MSFスタッフも患者発生時の対応フローなどに従い、船外での診療、救急搬送のサポート、1日で90人を超える大規模PCR検査の支援などにあたった。

    この他、5月下旬から6月上旬にかけて、東京都杉並区の保健所と連携し、感染拡大予防に必要とされている疫学的分析のサポートを行った。MSFの疫学者1人を派遣し、市中感染と家庭内感染のリスクを統計的に評価した。
    (活動終了)

    関連情報:
    長崎に停泊していたクルーズ船での医療援助活動を終了(2020年6月2日掲載)

  • 香港開く

    © Shuk Lim Cheung/MSF© Shuk Lim Cheung/MSF

    6月から行ってきたホームレスの人びとへの支援は、地元のNGOに引き継いだ。9月中旬までの間に、51件の無料医療相談を実施し、35人の人びとにシェルターを提供。週2回訪問し、食料や飲料水、マスクや消毒液などの衛生用品を配布した。

    また、特に弱い立場に置かれた人びとを対象に不安やストレス管理のワークショップを実施してきたほか、広く一般向けに、心の健康を保つための情報を提供するウェブサイトを公開した。(活動終了)

    関連情報:
    【動画】新型コロナウイルス MSFが香港で活動(2020年2月21日掲載) 

  • アフガニスタン開く

    ヘラートで重度の新型コロナウイルス感染症患者数が増加したことを受け、9月から一時休止していた治療センターでの受け入れを再開した。また、ヘラート地域病院でのスクリーニングとトリアージ活動を継続している。

    ヘルマンドでは、新型コロナウイルス専門病院であるマリカ・スラヤ病院を支援。ブースト病院では、患者数の減少を受け、新型コロナウイルスのベッド数を減らす方向にある。

    カンダハルでは、10月末に患者数が急増したことを受け、保健省の医療スタッフを対象に新型コロナウイルスに関する再教育訓練を実施した。また、新型コロナウイルスに感染またはその疑いのある多剤耐性結核患者の入院と治療のための隔離ユニットを設置した。(11月時点)

  • パキスタン開く

    © MSF/Nasir Ghafoor© MSF/Nasir Ghafoor

    南西部のバロチスタン州では、病院内に32床の隔離ユニット施設を設置。スクリーニングとトリアージの流れを整備し、毎日約250人のスクリーニングを行っている。MSFの支援は当初3カ月間の予定だったが、患者数の増加に伴い延長した。

    カラチでは、マチャル・コロニーというスラム地区で新たにデジタルの健康教育活動を開始。感染予防に関する意識向上を図っている。

    また、カラチとティメルガラの保健当局に個人用防護具を提供し、新型コロナ流行の第2波への対応を強化した。(11月時点)

    関連情報:
    パキスタンでの感染拡大と産科病棟閉鎖の危機、母と子の命を守る(2020年9月18日掲載)

  • 中国(2月)開く

    © MSF© MSF

    新型コロナウイルス感染症が最初に報告された中国。医療用の保護具3.5トンを武漢の病院に提供し、最前線で重症・重篤患者の治療にあたる医療従事者を支援した。
    (活動終了) 

  • その他アジア開く

    マレーシアではさまざまな言語での新型コロナウイルスに関する健康教育や病院での翻訳などを実施。ミャンマーでは情報の発信、インドネシアでは地域の保健担当者への研修などを行っている。

    また、タジキスタンでは結核の病院でのトリアージの導入、ウズベキスタンでは医療施設での感染予防・制御を支援している。(11月時点)

ウイルスの感染予防法などを伝えるMSFスタッフ(香港)© Shuk Lim Cheung/MSFウイルスの感染予防法などを伝えるMSFスタッフ(香港)© Shuk Lim Cheung/MSF

欧州

  • イタリア開く

    © Lisa Veran/MSF© Lisa Veran/MSF

    感染者数の増加を受けて、MSFは予防に関する活動から、感染患者への対応により注力する方針へと転換。感染疑いのある患者のモニタリングと保健省への報告、陽性者の一時的な隔離、消毒設備の設置などを進めている。

    ローマでは保健当局からの要請により、移民・難民の人びとが居住する区域で発生したクラスター追跡を担ったほか、感染者が急増しているシチリア島のパレルモでは、複数の移民の受け入れ施設での対応も継続している。(11月時点) 

    関連情報:
    医療者への感染拡大を防ぐ イタリア、緊急援助の現場から(2020年3月26日掲載)

  • ドイツ開く

    ザクセン・アンハルト州において、庇護希望者が居住する施設への支援を、地元保健当局を通じて実施。感染予防をはじめとした健康教育や、心のケアも提供。

    さらに、ベルリンなど別の地方では、ホームレスや移民を支援する団体に感染予防の方法を伝え、支援団体がサービスを提供し続けられるよう支えた。
    (活動終了)

  • ポルトガル開く

    複数の高齢者施設において、スタッフに感染予防の方法を伝えた。(活動終了)

  • ベルギー開く

    © Joffrey Monnier/MSF© Joffrey Monnier/MSF

    高齢者や障害のある人びとの施設における活動は一旦終了したものの、感染拡大の第2波の襲来を受けて再開。3つの移動診療チームが診療にあたるほか、介護施設のスタッフを対象にした心理ケアも行っている。

    MSFのアウトリーチチームは、ベルギー赤十字社が提供する住宅で路上生活者を対象に医療支援を実施し、1日最大30人までの検査を含む新型コロナウイルス関連のニーズに対応する活動を続けている。(11月時点)

    関連情報:
    【動画】「弱い立場に置かれた人たちへの援助を」ベルギーでの緊急対応(2020年4月7日掲載)

  • フランス開く

    © Agnes Varraine-Leca/MSF© Agnes Varraine-Leca/MSF

    高齢者や障害のある人びとの施設の負担を軽減するため、医師、看護師、心理士からなるチームを施設に派遣し、医療支援を行っている。

    パリの路上で生活する人びとを対象にした移動診療は、一時的に休止していたが、密集して暮らすことが多いこのような環境下では感染が拡大しやすいため、MSFは一般診療や新型コロナのスクリーニング検査といった医療サービスを再開し、弱い立場に置かれた人びとの健康を支えている。(11月時点)

    関連情報:
    【動画】フランスでの医療援助 特に弱い立場の人びとへ支援を(2020年3月27日掲載) 

  • ノルウェー開く

    国内の主要なクラスターの1つに位置する病院において、感染予防管理のサポートを実施。MSFと病院との間で効果的な経験共有ができ、活動は終了した。(活動終了)

  • ウクライナ開く

    東部のドネツク州では、医療施設の過密化を防ぐため、2つの移動診療チームが症状の軽い患者の在宅療養を支援している。また中等症の患者のための隔離施設の設置に向けて、治療と感染予防に関する研修を行うほか、電話相談窓口を設置し、心のケアの対応にあたっている。(11月時点)

  • オランダ開く

    最前線で活動する医療従事者などへの心理面でのサポートを実施。MSFの心理学者による動画はオランダの病院や高齢者施設で広く活用された。(活動終了)

  • イギリス開く

    ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン病院との連携のもと、ロンドンの新型コロナウイルス感染症治療センターにおいて、患者のケアとロジスティクスのサポートを実施。

    検査のほか、自己隔離のための宿泊設備、ホームレスの人びとが暮らす地域での感染疑い者のケアなどに関する援助を提供した。
    (活動終了)

  • キルギス開く

    © MSF© MSF

    軽度と中等度の症例に対して在宅ケアを提供するとともに、新型コロナウイルスの患者数が国内で最も多いチュイ州では、在宅ケアを強化。

    新型コロナウイルスに関する電話ホットライン窓口を支援し、人びとが適切な情報を得られるよう支えている。在宅治療を受けている患者への心理社会的なサポートを行い、家族が自宅での感染対策を行えるよう支えている。(11月時点)

    関連情報:
    感染が急拡大するキルギス へき地での取り組みとは(2020年8月11日掲載)

  • その他欧州開く

    その他、アイルランド、ベラルーシ、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタンでも新型コロナウイルスに関する活動を実施。地域での感染拡大への対応能力を強化したほか、結核患者が治療を受け続けられるよう支援。(11月時点)

スペイン・レガネスでMSFが設置した臨時病棟 © Olmo Calvo /MSFスペイン・レガネスでMSFが設置した臨時病棟 © Olmo Calvo /MSF

アフリカ

  • ブルキナファソ開く

    新型コロナウイルス感染症患者数の減少に伴い、7月末にワガドゥグ市の新型コロナウイルス治療センターを保健省に移管した。

    北部と東部で紛争の激化により避難民が急増する中、MSFは全国的な疫学調査を支援するとともに、保健省の施設において感染予防や制御についての研修も行っている。(11月時点)

  • コートジボワール開く

    新型コロナウイルス感染症患者数の減少に伴い、最大都市アビジャンとブアケの2つのプロジェクトを終了し、保健省に引き継いだ。

    7月から8月にかけて試験的に実施していた、ヨプゴンの新型コロナウイルス患者を対象に行った遠隔診療プロジェクトも終了した。(活動終了)

  • マリ開く

    首都バマコにおいて、ガン病棟に設置された100床の新型コロナウイルス治療ユニットへの支援を終了した。MSFは酸素供給の支援を行ったほか、衛生管理などの研修をスタッフに提供。8月末の時点で436人の患者が入院し、うち270人が回復した。このユニットは現在、保健省の管轄下にある。

    また、保健省との連携のもと、バマコで手洗い場を設置し、地元で生産された布製のマスクや石鹸を提供した。800人以上の地域保健担当者に研修を実施し、50の手洗い場を設置、2万個の石鹸と4万個のマスクを配布した。

    ティムブクトゥでは新型コロナウイルスに焦点を当てた新たな活動を開始し、地域で在宅ケアや接触者の追跡、検査を支援している。(活動終了)

  • カメルーン開く

    西部と北部で治安の悪化が続いているカメルーンは、アフリカ中央部で新型コロナウイルスの影響を最も強く受けた国の一つだ。MSFは流行の初期段階から、スタッフに感染予防・制御に関する研修を行い、各施設で感染予防策を徹底した。

    同国の主な感染源であるヤウンデでは、ジュンゴロ病院で中等度の感染者を治療にあたった。MSFの疫学関連の研究所であるエピセンターは、国家緊急オペレーションセンターと協力し、スクリーニング検査の有効性に関する活動も実施。

    MSFは地域での説明会を実施するほか、中等度のケースでは戸別訪問を、重度のケースでは専用の病院への移送を行った。また、患者の追跡調査や疫学的調査も支援。

    北西部では、バメンダなどに隔離治療病棟を設置。また、ブエア地域病院では20床の隔離病棟を改修し、酸素などの設備の面で継続的な支援を行った。ティコ地域病院には38床の隔離病棟を建設した。

    北西部と南西部の両地域では、地域の健康教育を強化。地域保健担当者は、新型コロナウイルスについて伝えるための資料やツールを活用している。

    北部では、マルア市の9つの保健センターでトリアージと隔離のシステムを整備したほか、モラの地区病院に8床の隔離病棟を建設した。

    入院患者数が全体的に減少傾向にあることを受け、MSFは活動を一時的に中止している。しかし国内には医療を受けられない人も多くいるため、実際の状況を正確に把握することは困難である。(11月時点)

  • ケニア開く

    MSFが実施する心理カウンセリングを受けに来た女性 © MSFMSFが実施する心理カウンセリングを受けに来た女性 © MSF

    医療従事者の感染者が急増している中、MSFは沿岸部のモンバサ郡に保健省が現在設置を進めている2つの施設のスタッフに対し、感染予防・制御などの研修を行った。

    西部のホマベイ郡にある隔離センターは、増加する患者数や基礎疾患を持つ人びとへの対応が追い付いていない。そのためMSFは、ホマベイ病院内に中等症から重症の患者に対応するチームを発足し、支援を行っている。(11月時点)

    関連情報:
    若者の自殺も──ソマリア難民を覆う絶望(2020年10月20日掲載)

  • ナイジェリア開く

    © Scott Hamilton/MS© Scott Hamilton/MS

    健康教育活動を継続するとともに、地方当局や病院医療施設に、技術支援や感染予防に関する支援を行っている。ボルノ州では、州都マイドゥグリにある保健省の新型コロナウイルス隔離施設を支援し、洗濯の管理を含む感染予防・制御の研修を提供している。隔離施設の不足に備え、グウォザとプルカに4床を準備。

    エボニー州では、州における初の新型コロナウイルス検査センターへの支援を通して保健省を支えるほか、25床の保健省の医療施設において新型コロナウイルスの治療をサポート。ソコトでは、32床の隔離治療センターの改修を支援した。

    地方当局との連携のもと、370の地域における新型コロナウイルスに関する啓発キャンペーンを支援。また、ベヌエとザムファラでは、避難民が暮らす地域で手洗い場の設置や石鹸や衛生用品の配布を行った。

    カノ州では、新型コロナウイルスの影響で医療機関が閉鎖されたことを受け、基礎医療を支援。これまでに約1万人の患者を診察し、そのうち約65%がマラリアのために受診していた。

    MSFは、高血圧、心臓病、糖尿病、呼吸器疾患を抱える人びとなど、新型コロナウイルスの影響を特に受けやすい人びとを注視している。(11月時点)

    関連情報:
    手洗いすら困難なナイジェリアの避難民たち(2020年4月14日掲載) 

  • リベリア開く

    ⓒ MSFⓒ MSF

    首都モンロビアを中心とした地域において、予防対策の啓発活動を継続している。(11月時点)

  • スーダン開く

    © Mudawi Hassan / MSF© Mudawi Hassan / MSF

    首都ハルツームの3つの公立病院のスクリーニング検査とトリアージのシステムを強化。うち1つの病院では隔離エリアを拡大した。感染予防・制御に関する研修や、個人用防護具の提供も行ってきた。また、10の基礎医療施設で、スタッフの研修や感染予防に関する物資の提供などを行った。

    8月にはハルツームのオムドゥルマン教育病院に、18床の新型コロナウイルス治療センターを開設し、中等度から重度の患者の治療を行った。
    また、東ダルフール州と南コルドファン州の隔離施設を運営し、保健省を支援している。

    現在患者数が大幅に減少したことを受け、MSFは10月末をめどに保健省に治療センターの引き渡しを予定している。(11月時点)

  • タンザニア 開く

    © MSF© MSF

    MSFは7万5000人のブルンジ難民が暮らすンドゥタ難民キャンプで医療を提供する唯一の団体として活動している。キャンプでの新型コロナウイルス発生に備え、100床を備えた4つの隔離施設を設置した。

    これまでに250人以上のMSFスタッフが、スクリーニング検査や患者の安全な搬送など新型コロナウイルスへの対応に関する訓練を受けた。ンドゥタ難民キャンプの健康教育チームは、衛生や健康維持についての啓発活動を続けている。(11月時点)

  • ギニア開く

    © MSF© MSF

    首都コナクリにおいて、エボラ出血熱の治療センターであった施設を改修し、4月末から8月初旬までに350人以上の新型コロナウイルス患者へ治療を提供。軽度・中等度の患者だけでなく、酸素療法を必要とする患者の治療にもあたった。

    また、入院した患者の自宅を消毒するとともに、心理社会的支援を提供した。ノンゴ新型コロナウイルス治療センターとその設備は8月中旬に保健当局に引き渡された。(活動終了)

    関連情報:
    すでに2000人の感染者を出しているギニアは病院も過密状態に(2020年5月26日掲載) 

  • シエラレオネ開く

    ケネマ、トンコリリ、ボンバリにおいて、治療と調査を担っている。7月以来、フリータウンのトンプソンベイのスラムの10人の地域保健担当者と連携し、スラム地域全体に新型コロナウイルスの感染予防を啓発している。今後、必要な場所に手洗い場を8~15カ所設置するとともに、マラリアや肺炎に関する情報を伝えていく。

    また、スラムの最貧困家庭には、石鹸と蛇口付きバケツなどの衛生キットやマスクを提供。フリータウン郊外の政府施設を新型コロナウイルス患者のための120床の治療センターに改装し、約140人の職員を対象に個人用防護具の使い方の研修を実施した。(11月時点)

  • 南スーダン開く

    当初の想定よりも患者数が少ないことを受け、新型コロナウイルスに関する状況は危機的な段階を脱しつつある。MSFは国立公衆衛生研究所への支援を継続するとともに、首都ジュバで水と衛生の活動を行っている。

    MSFはジュバ以外でも3カ所で新型コロナの検査施設を運営。陽性患者の隔離と治療を継続するほか、感染予防のための啓発活動および研修も推進していく。(11月時点)
     

北米・中南米

  • その他北米・中南米開く

    ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、アルゼンチン、グアテマラ、カナダ、プエルトリコ、ボリビア、ペルーでも、医療施設の感染予防・制御の強化や個人用防護具の提供など、新型コロナウイルス感染症に関する活動を実施。(11月時点)

世界70カ国での活動を維持することが最重要課題

MSFは現在、世界約70の国と地域で440あまりの医療人道援助プログラムを行っている。今回のような新たな感染症の世界的な流行の中でも、すでに何らかの人道危機の下に生きる人びとに対する通常の活動を維持することは非常に重要だ。しかしながら、世界各国における入国・渡航制限によりMSFスタッフの国家間の移動が難しくなっていること、また、医療用消耗品、特に医療スタッフ用保護具の世界的な不足が、医療援助活動の継続に大きな障害となっている。

MSFは現在の継続中の活動地でも、感染予防を中心に、新型コロナウイルスの流行への対策を進めている。今後感染者が出る可能性が高いと思われる場所では、感染予防策を導入し、患者のスクリーニングとトリアージ態勢の確立、隔離区画の確保と維持管理、保健教育の徹底が必要だ。MSFは、世界保健機関(WHO)および各国保健省と連携し、感染者が増えた場合どのような援助ができるか検討を重ねている。

今求められるのは

医療従事者の安全確保は、あらゆる医療機関で最優先事項とみなすべきだ。大勢の患者によって機能が麻痺した病院や診療所では、保護具の供給不足や、医療従事者の感染によりスタッフが減る事態にも対処していく必要がある。

MSFは、新型コロナウイルス感染症への対応に緊急に必要な医療ツールが、必要とする人にとって利用しやすく、購入しやすく、入手できる状態になるよう求めている。政府、製薬会社、そして、治療薬や検査ツール、ワクチンを開発している研究機関は、下記のために必要な措置を講じる必要がある。

■医薬品の生産と手頃な価格での販売が、特許と独占によって妨げられないようにする。
■既存の医薬品を新型コロナウイルス感染症に転用する際は、これまでその医薬品を使ってきた患者が治療を続けられるようにする。
■感染防護と治療のための医療物資は、最前線の医療従事者を優先する。 
■必須医薬品の供給が脅かされるリスクがないか監視し、必要に応じて国際協調を通した影響緩和策を調整できるよう、透明性と連携において改善を図り、エビデンスに基づいたアプローチを徹底する。 

ベルギーの首都ブリュッセルに特設された医療テントで、 感染疑いのある移民の医療援助にあたるMSFスタッフ © Joffrey Monnier/MSFベルギーの首都ブリュッセルに特設された医療テントで、 感染疑いのある移民の医療援助にあたるMSFスタッフ © Joffrey Monnier/MSF

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)基本情報

  • 新型コロナウイルスとは?開く

    コロナウイルスはウイルスの大きな分類の1つで、様々な種類がある。大半は人間に無害だが、4種類は風邪を引き起こす原因として知られ、2種類は深刻な肺感染症の重症急性呼吸器症候群(SARS)と中東呼吸器症候群(MERS)を引き起こすことがある。 
     
    新型コロナウイルスは2019年12月31日に中国の武漢で初めて報告された。このウイルスは、SARSの原因ウイルスと類似していることから、SARS-CoV-2と呼ばれている。肺の細胞だけでなく、他の呼吸器系の細胞にも影響を与えるものとみられている。

    2020年2月11日、世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルスが引き起こす疾患にCOVID-19という呼称を付けた。当初の症例は圧倒的多数が中国に集中していたものの、その後世界中に広まっている。3月11日、WHOは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)を宣言した。

  • 新型コロナウイルスの感染経路は?開く

    新型コロナウイルスとそれによる疾患については今なお未知の部分が多い。ウイルスは人から人へと感染するが、症状が現れない人もいるため、感染経路を把握することが非常に難しくなっている。

    WHOの説明によると、感染した人が咳をしたり、息を吐いたりした際に鼻や口から拡散する飛沫を介して伝染する。ウイルスに汚染された物質やその表面に触れ、その後、目、鼻、口に触れることで感染する恐れがある。また、ウイルスの保有者の咳や呼気から出た飛沫を吸い込んだ場合も感染する可能性がある。WHOは、症状の見られる人との間に3フィート(約1メートル)以上の距離を保つことを勧めている。 

  • 新型コロナウイルスの危険性は?開く

    高度に整備された保健医療体制であっても、入院の必要な患者が増えることで対応能力を超える恐れがある。MSFは、保健医療体制の脆弱な国での影響を懸念している。新型コロナウイルス感染症は、特に高齢者や持病を抱える人にとって危険だ。現在のところ、致死率は場所によって著しく異なっている。 

  • 新型コロナウイルスの感染予防策は?開く

    それぞれの人が自分自身だけでなく、他人も守ることが重要。新型コロナウイルスは、感染した飛沫を吸い込んだり、飛沫が付着したものの表面を触り、そのまま目、鼻、口を触れたりすると、口や鼻から人体に侵入する恐れがある。

    そのため、入念な手洗いや適切な咳・くしゃみエチケットといった感染抑止策が、予防に効果的であり、大きな意味を持つ。手の衛生は特に大切で、水と石けんで頻繁に両手を洗うことが求められる。十分な量の石けんを使い、20秒以上かけて両手をすみずみまでよく洗う。目につく汚れがなければ、ジェル状のアルコール含有消毒剤も有効。

    体調のすぐれない場合は自宅にとどまり、他の人との接触を避ける。咳やくしゃみの出る場合は、ティッシュペーパーやひじの内側で鼻と口を覆う。使用済みのティッシュペーパーは速やかにごみ箱に入れ、両手を洗う。

    集団感染を抑え、新規症例と重症化を減らし、高リスクな人びとを守り、保健医療体制を維持する方法として、隔離措置や一定の対人距離の確保といった公衆衛生対策が効果的だ。

    マスクや手袋などの個人用防護具の供給に支障が生じているが、保健医療従事者の需要を優先することが望ましい。 

「新型コロナウイルス感染症危機対応募金」国別支出内訳 2020年1月~8月

MSFは3月下旬、新型コロナウイルス感染症対応にかかる活動のため、「新型コロナウイルス感染症危機対応募金」を立ち上げた。同年1月から8月までの支出総額は7670万ユーロにのぼり、イエメン、コンゴ民主共和国、バングラデシュ、南スーダンでの活動が、予定支出額の4分の1以上を占めた。(2020年8月末時点)

また、春から夏にかけて急速に感染拡大が見られたメキシコ、ベルギー、イラク、スーダンといった国々での支出も大きな割合を占めている。MSFは2020年末までに1億1130万ユーロの支出を見込んでおり、3870万ユーロは2021年に繰り越される。

© Olmo Calvo /MSF© Olmo Calvo /MSF

国境なき医師団(MSF)とは

国境なき医師団は、紛争や災害、貧困などによって命の危機に直面している人びとに医療を届ける国際的な民間の医療・人道援助団体です。

・医療援助活動
活動地は、シリアやアフガニスタンなどの紛争地や、貧困により医療が不足している地域、自然災害の被災地、感染症が流行する地域など。医療を受けられない人々のために、約4万7000人のスタッフが世界70カ国以上で活動を行っています。

・「独立・中立・公平」な立場
活動資金の9割以上が民間からの寄付に支えられていることにより、中立な立場での援助活動を実現。政治などの干渉を受けることなく医療を提供します。寄付収入や配分先などを掲載した、年間の活動報告書はこちら

・証言活動
医療援助だけでは人道的危機が改善しない場合、その現状を国際社会に広く知らせる証言活動もします。こうした活動が認められ、1999年ノーベル平和賞を受賞しました。

寄付控除、税制優遇措置

認定NPO法人である、国境なき医師団日本への寄付は税制優遇措置の対象になります。所得税、法人税、相続税、一部の自治体の住民税の優遇措置を受けられます。詳細はこちら 

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※国境なき医師団への寄付は税制優遇措置(寄付金控除)の対象となります。 

新型コロナウイルス感染症危機対応の寄付にご協力ください。

新型コロナウイルス感染症への医療援助活動および感染症拡大の影響に伴うその他の援助活動に使途を限定した寄付の募集を、3月26日より開始しました。ぜひご協力ください。

支援でできること一例:
3000円で 医療用防護マスク12枚を提供できます。
5000円で 医療用フェイスシールド3点を提供できます。
1万円で  医療用防護ゴーグル6点を提供できます。

  • 外国為替レートの変動に加え、新型コロナウイルスの感染拡大により医療用防護具や医療物資の市場価格は大きく変動しています。いただいたご支援でできることの例として表示している物資の金額(日本円)は、国境なき医師団がこれらを購入する際に支払う価格と差異が生じる場合があります。(2020年5月1日追記)
受付方法:
■オンライン
支援対象から「新型コロナウイルス感染症危機対応募金」を選択してください。
寄付ページはこちら

■ゆうちょ銀行
口座番号:00190-6-566468
加入者名:特定非営利活動法人国境なき医師団日本
通信欄に「新型コロナウイルス感染症危機対応募金」と記入してください。

■電話
0120-999-199 通話料無料(平日9:00~18:00/土日祝日、年末年始休業)
「新型コロナウイルス感染症危機対応募金」とお伝えください。*クレジットカード決済

  • 「新型コロナウイルス感染症危機対応募金」は、MSFが世界各地で行う新型コロナウイルス感染症の緊急援助活動と感染症拡大の影響に伴うその他の援助活動に割りあてられます。この活動に必要な資金を上回る寄付が寄せられた場合は、その他の緊急援助活動にあてられます。また、活動状況に応じて予算額や募金目標額の変更、資金調達状況に応じて本募金の受付を予告なく終了する場合があります。
新型コロナウイルス感染症危機対応募金  詳しくはこちら
 

これまでの情報

・2020年02月05日掲載 新型コロナウイルス感染拡大への国境なき医師団の対応について
・2020年02月14日掲載 新型コロナウイルス感染拡大への国境なき医師団の対応について
・2020年02月21日掲載 【動画】新型コロナウイルス MSFが香港で活動
・2020年03月06日掲載 新型コロナウイルス 医療体制が脆弱な国々での流行に備える
・2020年03月13日掲載 新型コロナウイルスまん延危機——ギリシャの難民キャンプから早急に人びとの退避を
・2020年03月18日掲載 新型コロナウイルス感染症へのMSFの対応
・2020年03月19日掲載 新型コロナウイルスが突きつけるMSF医療援助活動の課題
・2020年03月19日掲載 新型コロナウイルス感染拡大:MSF、欧州やイランなどで活動開始
・2020年03月23日掲載 新型コロナウイルス緊急医療援助:エアーテント式治療ユニットと共に医療チームをイランへ派遣
・2020年03月26日掲載 医療者への感染拡大を防ぐ イタリア、緊急援助の現場から
・2020年03月26日掲載 国境なき医師団日本 新型コロナウイルス感染症危機対応の寄付募集を開始
・2020年03月27日掲載 フランスでの医療援助 特に弱い立場の人びとへ支援を
・2020年03月31日掲載 「米国は難民申請者にも新型コロナウイルス対応を」MSFが訴え
・2020年04月01日掲載 新型コロナウイルス感染症への対応拡大に伴う、医師・専門スタッフ急募のお知らせ
・2020年04月01日掲載 スペインでの対応活動 緊急人道援助の視点が欠かせない
・2020年04月02日掲載 「葬祭業に関わる人びとも予防対策が必要」 MSFがスイスで活動開始
・2020年04月03日掲載 特許も利益も超えて新型コロナウイルス感染症に医薬品を 高価格と供給量の制限で流行を長引かせてはならない
・2020年04月07日掲載 【動画】「弱い立場に置かれた人たちへの援助を」ベルギーでの緊急対応
・2020年04月13日掲載 イエメンで初の新型コロナウイルス感染者 MSF、行政当局に対応加速を要請
・2020年04月14日掲載 手洗いすら困難なナイジェリアの避難民たち
・2020年04月16日掲載 患者受け入れ態勢の強化と地域での啓発活動をレバノン国内で実施
・2020年04月17日掲載 イラク、紛争の傷が残る街での感染症対策
・2020年04月20日掲載 新型コロナウイルス対策を人命救助停止の理由にしてはならない——MSF、欧州各国へ訴え
・2020年04月21日掲載 シリア避難民は自宅待機も自主隔離もできない
・2020年04月22日掲載 シリア:北東部で新型コロナウイルス初の死者——対策に懸念 MSFはイラク経由の入国を要請
・2020年04月29日掲載 無料のシャワーから携帯電話まで、米国の脆弱なコミュニティに支援を
・2020年05月01日掲載 感染対策か予防接種か—— はしかやコレラからも命を守るために
・2020年05月05日掲載 感染者が10万人を超えたブラジル ホームレスや移民を支える
・2020年05月08日掲載 国境なき医師団、長崎に停泊中の伊クルーズ船で医療援助活動を開始
・2020年05月11日掲載 「お誕生日おめでとう」患者の孤独に寄り添う、集中治療室の看護師
・2020年05月13日掲載 【動画】バスケットボールのスタジアムを入院施設に──メキシコでの対応
・2020年05月15日掲載 感染拡大がパレスチナ住民に与える苦悩──『異常な日常』を生きる人びと
・2020年05月19日掲載 HIVと結核が流行するエスワティニに迫る新たな脅威
・2020年05月22日掲載 はしか流行と新型コロナウイルスという2つの脅威に直面するコンゴ民主共和国の苦悩
・2020年05月22日掲載 イエメン:南部アデンで新型コロナウイルスによる死者急増 さらに多い可能性も
・2020年05月26日掲載 すでに2000人の感染者を出しているギニアは病院も過密状態に
・2020年05月28日掲載 ソマリアで豪雨が発生 水系感染症のリスクも
・2020年05月28日掲載 世界の活動予算を増額 日本でも寄付を追加募集
・2020年05月29日掲載 バングラデシュとロヒンギャ難民キャンプにおける5つの課題
・2020年06月01日掲載 【動画】医療物資を現場へ 調達と輸送に立ちはだかる課題
・2020年06月02日掲載 長崎に停泊していたクルーズ船での医療援助活動を終了
・2020年06月02日掲載 新型コロナウイルスのワクチンは原価販売で公平な分配を——Gaviの資金拠出国に訴え
・2020年06月03日掲載 「安全地帯」はどこ? 難民キャンプで感染から身を守るには
・2020年06月05日掲載 入院患者の4割以上が死亡 イエメン南部、病院が危機的状況に
・2020年06月05日掲載 ハイチ:新型コロナウイルス感染者急増——MSFは増床対応し、注意喚起
・2020年06月09日掲載 医療技術が公平に届くように——WHOの呼びかけを歓迎エルサルバドルで増加する死者数 その要因とは
・2020年06月11日掲載 南アフリカ共和国の人口密集居住区に専門仮設病院を開設
・2020年06月15日掲載 新型コロナウイルスと熱帯暴風雨の二重苦 エルサルバドルに嵐が直撃
・2020年06月16日掲載 ホンジュラスでの感染拡大と、性暴力被害者への援助活動
・2020年06月19日掲載 ガンビア難民とドイツ人助産師、数奇な出会いと再会の物語
・2020年06月22日掲載 オンライン・トークイベント 「作家 小野正嗣 x 国境なき医師団 ~コロナ禍の人道危機、人びとに寄り添う医療とアート~」
・2020年06月23日掲載 感染拡大が止まらないインドで仮設病棟を新設
・2020年06月25日掲載 ワクチン資金援助に透明性を——Gaviに対して公開書簡を提出
・2020年06月25日掲載 住民の25%が感染した都市も……終わりの見えないブラジルの「悪夢」
・2020年06月26日掲載 難民生活およそ30年。世界最大級のキャンプでコロナ禍を生きる
・2020年06月29日掲載 【動画】感染が怖くて受診できない——。乳幼児の死亡率世界最悪のシエラレオネを襲うコロナ禍
・2020年07月03日掲載 【動画】24時間体制で重症患者をケア。ホンジュラスのコロナ専門病棟内部を公開
・2020年07月06日掲載 新しい技術と工夫——カンボジアでMSFが行う感染症対策
・2020年07月09日掲載 アフリカ連合も懸念、ワクチンへのアクセスを阻む特許や技術移転の壁
・2020年07月10日掲載 ロックダウンで中絶手術が手遅れに。コロナ禍で女性たちが直面する命の危険
・2020年07月14日掲載 イラク:国内避難民130万人に迫る新型コロナウイルスの脅威
・2020年07月16日掲載 「毒薬注射」「人体実験」——世界に広まるデマに対抗するための「カギ」とは
・2020年07月20日掲載 「明日ついに退院です」治療を受け無事に回復へ—— イエメンからの報告
・2020年07月22日掲載 エルサルバドルで増加する死者数 その要因とは
・2020年07月24日掲載 日本人スタッフがいま挑む、破壊された街での感染予防 フィリピンからのレポート
・2020年07月29日掲載 【動画】米国に拒否された難民・移民を感染から守れるか
・2020年07月31日掲載 「家を燃やすと脅された」——バングラデシュ、感染者が受ける深刻な偏見
・2020年08月03日掲載 ギリシャ当局からの圧力により、コロナウイルス隔離施設活動停止へ
・2020年08月05日掲載 4倍も過度に高い価格 検査キットが途上国で供給不足
・2020年08月10日掲載 【動画】エボラ治療センターをコロナ治療センターに転換 エボラ終息のコンゴ北東部で
・2020年08月11日掲載 感染が急拡大するキルギス へき地での取り組みとは
・2020年08月18日掲載 【動画】インドの治療現場で求められることとは
・2020年08月19日掲載 診療ボートに乗って──ブラジル・アマゾンの先住民を感染から守るために
・2020年08月21日掲載 イラク、コロナ禍の中で誕生する命 止めてはならない必須医療サービス
・2020年08月26日掲載 感染者数世界最多のアメリカ、高齢者施設への対応が課題に
・2020年09月04日掲載 ギリシャ:難民キャンプで初の新型コロナ感染例 強制隔離による住民の健康悪化に懸念
・2020年09月07日掲載 感染者への差別をどう防ぐ?──HIVでの教訓を生かす南アフリカ
・2020年09月08日掲載 【動画】大規模爆発の後に感染者急増——レバノンが直面する医療危機
・2020年09月15日掲載 【動画】酸素ボンベが足りない——イエメンの新型コロナウイルス治療施設、日本人スタッフの葛藤
・2020年09月18日掲載 パキスタンでの感染拡大と産科病棟閉鎖の危機、母と子の命を守る
・2020年09月26日掲載 「ないなら作るしかない!」最貧国でのマスク調達、日本人スタッフが語るMSFの機動力
・2020年09月28日掲載 エボラ、紛争……重なる困難の中で進めるコンゴでのコロナ対策
・2020年10月05日掲載 【動画】伝統を受け継いでいくために——ブラジル先住民族の健康と文化を守る
・2020年10月07日掲載 パレスチナで急増する患者数と高い死亡率を食い止めるために
・2020年10月09日掲載 インドと南ア政府が知的財産権の差し止めを要請──MSFはWTO理事会で各国の支持を呼びかけ
・2020年10月14日掲載 イエメンの避難民キャンプ、一時中断していた移動診療を再開
・2020年10月20日掲載 若者の自殺も──ソマリア難民を覆う絶望
・2020年11月04日掲載 【動画】ギリシャ、感染対策でゴキブリが這い回るコンテナに難民・移民を隔離
・2020年11月12日掲載 新型コロナワクチン:各国政府は製薬会社との契約や費用を開示し、透明性の確保を
・2020年12月07日掲載 【動画】すべての人にワクチンを 公平なアクセスを実現するための6つのポイント
・2020年12月08日掲載 ファイザーとモデルナのワクチンは、生産者を増やして世界的な普及を
・2020年12月10日掲載 WTOでの提案が世界のコロナ対策を大転換させるかもしれない5つの理由
・2020年12月18日掲載 【動画】世界のコロナ禍を一刻も早く終わらせるためにできること
・2021年01月13日掲載 【動画】ワクチンができるまで──開発から製造までの流れを2分アニメで解説
・2021年01月26日掲載 コロナ医療アクセスを世界で拡大するために──日本政府にWTO南ア・インド等提案への支持を呼びかけ
・2021年01月28日掲載 フィリピン、人口過密のスラム街での感染拡大 貧困層の患者に求められるケアとは
・2021年02月01日掲載 酸素が足りない……窒息死する例も ブラジル・アマゾン川流域で支援を強化
・2021年02月02日掲載 変異株による影響 第2波で感染者数が激増したマラウイ
・2021年02月04日掲載 富裕国は新型コロナ関連製品の独占一時停止を──WTOで本日協議
・2021年03月03日掲載 イスラエルとパレスチナ ワクチン接種に大きな格差が
・2021年03月16日掲載 パンデミック宣言から1年 弱い立場に置かれた人びとを支え続ける
・2021年03月29日掲載 イエメン、新型コロナ第2波で医療機関がひっ迫──MSFは国際機関の援助拡充を要請
・2021年03月31日掲載 予防啓発から重症患者の治療まで 写真が伝える1年
・2021年04月01日掲載 国境なき医師団、レバノン全域でワクチン接種を開始
・2021年04月07日掲載 病院に押し寄せる重症患者 感染が再拡大するイラクの現場から
・2021年04月16日掲載 大惨事を招いたブラジルは科学的根拠に基づいた対策を
・2021年04月26日掲載 第2波で感染爆発したインド 国境なき医師団は緊急対応を再開

  • 【訂正】
    当初「支援でできること一例」で挙げた以下の項目は、エボラ出血熱対応に必要な用具の価格を参考にしていましたが、新型コロナウイルス対応のために使用される用具の具体例に置き換えました。(4月10日更新)
    <旧>
    3000円で  医療用防護服1着を提供できます。
    5000円で  医療用防護マスク42枚を提供できます。
    1万円で    耐溶剤手袋21双を提供できます。
    <新>
    3000円で  医療用防護マスク12枚を提供できます。
    5000円で  医療用フェイスシールド3点を提供できます。
    1万円で    医療用防護ゴーグル6点を提供できます。

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