インドネシア

活動の概要
インドネシアでは、国境なき医師団(MSF)は特に若者を対象とした医療の改善に取り組んでいる。
新型コロナウイルス感染症が大流行した2020年には、当局との連携のもと緊急事態への備えと対応能力の強化に力を入れた。
バンテン州とジャカルタ州では、地域住民・学校・医療提供者の関係を築き、若年層の妊婦や若い母親のための産前・産後ケアなど、青少年を対象とした医療の質と利用しやすさを向上させることを主な目的として活動。各対象集団に適したやり方で健康教育が行われている。また、診療所での青少年向けの保健医療提供も支援している。
2020年のジャカルタでのプログラムでは、カウンセリングに加えて、イスラム教系寄宿学校の青少年保健担当課やストリートチルドレンを対象とした相談などを実施。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて中断を余儀なくされる活動もあったが、新型コロナ流行下の新たな医療プロトコルに適応させ、必要な防護具を使っての対面式の活動や、オンラインでの活動に切り替えて継続した。
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ジャカルタとバンテンのチームはまた、新型コロナウイルス感染症疑い患者への処置に携わる医療スタッフや地域保健担当者を対象にワークショップや研修を行い、大流行への対応を支援。さらに、バンテン州ラブアンおよびカリタの2地区では、疫学的調査監視チームをサポートしている。新型コロナに関する混乱が広まっていた地域では、研修提供者の研修を実施。各家庭の代表者で構成されたグループが対話型のウイルス研修会に参加し、自らの生活圏で教育や情報提供ができるようになった。MSFは各地の診療所に個人用防具も寄贈している。
1995年にインドネシアで初めて活動。2020年はスタッフ42人が活動し、100万ユーロ(約1億2190万円)を支出した。
(2020年報告)
活動の実績
(2020年実績)
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