モザンビーク

アフリカ南東部に位置し、2700キロに及ぶ長い海岸線を持つモザンビーク。紛争自然災害の影響で71万人近くが国内避難民となっています(2023年、国連高等難民弁務官事務所)。

国境なき医師団(MSF)はコレラの流行などの緊急事態に対応するほか、進行性HIV感染者の治療プロジェクトも実施。また、2022年まで続いた紛争によって数十万人が避難した北部カーボ・デルガード州では、避難した人びとに基礎医療や専門医療、心のケアなどを提供しています。また、避難キャンプで暮らす人びとに、水・衛生分野の支援や物資の配布も行いました。

2024年、カーボ・デルガード州では武装集団の攻撃により8万人以上が再び避難を余儀なくされました。避難した人びとは食料や避難所、救援物資、医療、そして心理的なケアが緊急に必要とされています。MSFは同州で活動を続け、避難民のコミュニティや出身地域に帰還する人びとに医療・人道援助を届けています。

Ⓒ Tadeu Andre/MSF
更新:2024年12月11日

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