ミャンマー

ミャンマー地震への国境なき医師団(MSF)の対応は
2025年3月28日、ミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の地震により、同国中部マンダレー、ネピドー、ザガインおよびシャン州など各地で大きな被害がでています。
公式発表によると、死者3600人以上、負傷者5000人以上、推定被災者は1700万人とされ(4月8日現在)、病院、道路、水道を含む主要インフラも大きな被害を受けています。また、通信網の断絶により救援活動は大きく妨げられています。
国境なき医師団(MSF)は、最も被害が大きく、かつ現在アクセス可能なマンダレーとネピドー、シャン州南部で対応を続けています。救援物資の配布や清潔な水の供給といった支援を行うほか、移動診療や心のケアにもあたり、対応を強化しています。
公式発表によると、死者3600人以上、負傷者5000人以上、推定被災者は1700万人とされ(4月8日現在)、病院、道路、水道を含む主要インフラも大きな被害を受けています。また、通信網の断絶により救援活動は大きく妨げられています。
国境なき医師団(MSF)は、最も被害が大きく、かつ現在アクセス可能なマンダレーとネピドー、シャン州南部で対応を続けています。救援物資の配布や清潔な水の供給といった支援を行うほか、移動診療や心のケアにもあたり、対応を強化しています。
(更新:2025年4月10日)


ミャンマーでの国境なき医師団(MSF)の活動は
2021年の政変により国軍がふたたび権力を掌握したミャンマー。政治危機が深まる中、人びとの医療へのアクセスにも影響が及んでいます。
国境なき医師団(MSF)はHIV/エイズや結核、C型肝炎患者への治療を継続するほか、基礎医療やリプロダクティブ・ヘルスケア(性と生殖に関する医療)にも対応。ミャンマーの医療空白を埋めるために活動を続けています。
西部ラカイン州では少数民族ロヒンギャの人びとが数十年にわたり迫害をうけており、2017年には国軍による大規模な掃討作戦により75万人以上が隣国のバングラデシュへ避難する事態となりました。MSFはラカイン州に残るロヒンギャの人びとやその他の少数民族の人びとに医療を届けてきましたが、2023年11月に紛争が激化して以降、医療・人道援助活動の継続は困難を極めています。2024年4月には、紛争や無差別な暴力、人道アクセスへの制限などにより、ラカイン州北部での活動は一時停止を余儀なくされました。
MSFはすべての紛争当事者に対し、国際人道法を遵守し、人びとがより安全な地域へ避難することを認めるよう求めるとともに、医療施設、医療従事者、患者は尊重され、保護されなければならないと呼びかけています。
命を救う活動を、どうぞご支援ください。
寄付をする※国境なき医師団日本への寄付は税制優遇措置(寄付金控除)の対象となります。
Ⓒ Zar Pann Phyu/MSF
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