ミャンマー

ミャンマーでの国境なき医師団(MSF)の活動は

2021年の政変により国軍がふたたび権力を掌握したミャンマー。政治危機が深まる中、医療体制は崩壊に追い込まれました。

国境なき医師団(MSF)はHIV/エイズや結核、C型肝炎患者への治療を継続するほか、基礎医療やリプロダクティブ・ヘルスケア(性と生殖に関する医療)にも対応。ミャンマーの医療空白を埋めるために活動を続けています。

西部ラカイン州では少数民族ロヒンギャの人びとが数十年にわたり迫害をうけており、2017年には国軍による大規模な掃討作戦により75万人以上が隣国のバングラデシュへ避難する事態となりました。MSFはラカイン州に残るロヒンギャの人びとやその他の少数民族の人びとに医療を届けています。

2023年5月には、大型サイクロン「モカ」がミャンマーおよびその周辺諸国を襲い、各地に甚大な被害をもたらしました。

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