栄養失調

基本情報

どんな病気?

必要な食料や栄養(必須栄養素)が不足することで起きる。また、適切な治療を行わないまま病気を繰り返すことも栄養失調につながる。5歳未満・思春期の子ども、妊娠中・授乳中の女性、高齢者、慢性病患者が特に栄養失調に陥りやすい。

流行地域

世界各地。特に、アフリカのサハラ砂漠南縁(サヘル地帯)では、栄養失調が慢性的な問題となっている。

診断

子どもの急性栄養失調診断には、身長と体重または身長と年齢の比率を計算する方法や、上腕周囲径測定帯(MUAC)で二の腕の太さを計る方法などが用いられる。

治療

国境なき医師団(MSF)の外来治療では、そのまま食べられる栄養治療食(RUTF)を用いている。RUTFは特別な準備をすることなく、家庭でも、栄養失調児が栄養失調から回復するために必要な栄養素を提供できる。合併症のある栄養失調児は入院し、合併症への処置と、代謝が安定するよう調製された治療用ミルクでの治療を受ける。

予防

重症化する恐れのある地域では、特にリスクの高い人びとを対象に予防策を講じている。
2019年、MSFは、10万9300人に栄養失調の外来治療を提供した。

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