コンゴ民主共和国

コンゴ民主共和国での国境なき医師団(MSF)の活動は

アフリカ大陸で2番目に広い面積をもつコンゴ民主共和国(旧ザイール、以下コンゴ)。長年にわたる武力衝突、ぜい弱な医療体制、エボラウイルス病はしかの流行、性暴力の高い発生率など、多くの課題に直面しています。東部では数十年にわたって情勢不安が続いており、2021年に始まった北キブ州および南キブ州での紛争は2024年にかけて激化。反政府武装勢力「3月23日運動(M23)」、コンゴ政府軍、それぞれの同盟勢力、その他の武装集団による衝突が続き、2024年末までに約400万人が避難を余儀なくされました。
 
国境なき医師団(MSF)は増大する医療・人道ニーズに対応するため、活動を強化。基礎医療、産科・小児医療の提供をはじめ、コレラ栄養失調への対応、はしかの予防接種と治療、性暴力の被害者・生存者への支援、移動診療など、多岐にわたる活動を展開しています。
 
コンゴ26州のうち22州で活動するMSFは、同国史上で最大のエボラ流行(2019~20年)やはしか流行(2018~20年、2023年)にも対応してきました。さらに、2024年8月に世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したエムポックス(旧称サル痘)に対しても、ワクチンの供給拡大を呼びかけながら対応を継続しています。

性暴力の被害者のケアは、コンゴにおけるMSFの重要な活動の一つです。MSFは治療だけでなく心のケアも提供し、被害に遭った人びとが、必要なケアを受けられるよう、地域社会と連携した啓発活動にも取り組んでいます。

Ⓒ Michel Lunanga
更新:2025年11月28日

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