コンゴ民主共和国

紛争地での活動も含めて、国境なき医師団(MSF)は史上最大規模とされるはしかエボラ出血熱の流行のほか、多くの健康ニーズに対応し続けている。2019年にはコンゴ民主共和国の26州のうち21州で活動。一般診療や専門医療、栄養治療、予防接種、外科、小児科医療、性暴力被害者の支援、心のケアHIV/エイズ結核、はしか、コレラ、エボラの治療・予防、マラリアの治療と媒介虫である蚊の駆除など、多岐にわたる活動を行った。

2018年半ばに始まった史上最大とされるはしかの流行に対し、MSFは、現地での疫学的サーベイランス、集団予防接種、複雑な症例の治療などで対応。

長く続いていた部族間抗争がイトゥリ州をはじめ多くの州で再燃し、100万人余りの人が避難した。事態を受けて、MSFは現地の医療機関や健康教育支援に加えて、診療、水、蚊帳、救援物資を配布。紛争地でも既存の活動を維持しつつ、エボラやコレラなどの流行性疾患や大勢の避難民にも対応。コレラ治療センター(CTC)で患者を治療し、患者とその介助者に衛生習慣を教えた。また、疫学調査を実施し、医薬品を寄贈した。

MSFは1977年にコンゴ民主共和国で初めて活動。2019年にはスタッフ3173人が活動し、1億3310万ユーロ(約162億4000万円)を支出した。

最新活動実績(2019年)

外来診療件数
1,687,900
マラリア治療を受けた患者数
607,400

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