イラク

2017年に過激化組織「イスラム国」(IS)との戦闘が終わったもののいまだ紛争の余波に苦しめられているイラクで、国境なき医師団(MSF)は必須医療を担い続けている。

2019年も100万人余りが国内で避難生活を送り、医療を受けづらい状況にある。年末には、全国の様々な都市での抗議活動に対する激しい取り締まりが、医療体制にさらなる圧力をかけた。

紛争によって医療機関が破壊されたことに加えて、医療専門家やサービスが全体的に不足しているため、基礎医療から外科医療、リハビリ、心のケア産科・新生児ケア、非感染性疾患の治療を実施。避難民や帰還者、弱い立場にある人びとへのケアを維持。抗議行動が始まった10月からは、全国のさまざまな病院に医薬品を提供したほか、技術支援を行い、紛争被害の大きかった地域で病院や診療所を運営した。

MSFは2003年にイラクで初めて活動。2019年にはスタッフ1379人が活動し、4640万ユーロ(約56億6100万円)を支出した。

最新活動実績(2019年)

個人に対する心理ケア相談件数
33,300
出産介助件数
11,200
外来診療件数
125,900

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