ボリビア多民族国

南北アメリカで最も健康指標が低い国の一つとされるボリビア。近年は公的医療機関に投じられる資金は増加しているものの、質の高い医療は受けづらい状況が続いている。

同国の妊娠・出産による死亡率は南北アメリカで最悪と言われる。首都ラパスに隣接するエルアルト市を中心に、ラパス県で最も死亡率が高く、若年層の妊娠も多い。国の調査によると、19歳の女性のほぼ3分の1が既に母親となっている。

この事態を受けて、国境なき医師団(MSF)は2019年、エルアルト市に小規模なリプロダクティブ・ヘルスケア(性と生殖に関する医療)プログラムを開設。10代の妊娠や妊娠・出産中に亡くなる人が最も多い先住民に焦点を当てている。保健省と緊密に連携した上で、妊娠・出産中の死者を減らし、先住民の文化にあわせた診療を通じて、安全な出産ができるよう力を尽くしている。

MSFは1983年にボリビアで初めて活動。2019年にはスタッフ23人が活動し、130万ユーロ(約1億5900万円)を支出した。

最新活動実績(2019年)

産前健診
960
避妊相談件数
500

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