パレスチナ

2019年、国境なき医師団(MSF)は、ガザ地区での抗議行動で負傷した数千人に手術や術後ケアや心のケアを行った。ガザ地区では5カ所、西岸地区では4カ所で活動している。

パレスチナ難民の帰還を求める抗議活動は、イスラエルとガザ地区を隔てるフェンスに沿って1年間続いた。国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、2019年にイスラエル軍の攻撃によって負傷したパレスチナ人は1822人にのぼり、長期間の治療を必要としている。10年にわたってイスラエルに封鎖されているガザ地区で、MSFは入院治療、術後ケア、理学療法、骨感染症、心のケアを行った。

ガザでは外傷の重症度と複雑さ、抗菌薬耐性の発生率が高いことを受け、病院と手術室も増設。このほか、やけどをした患者の治療も行った。

ヨルダン川西岸地区ではイスラエルによる占領が続き、暴力が激化する中、心のケアを継続。新しい相談機関も3つ新設し、心理療法・精神科支援、グループ療法、健康教育、心理社会面の支援を実施した。

MSFは1989年にパレスチナで初めて活動を行った。2019年にはスタッフ329人が活動し、1760万ユーロ(約21億4700万円)を支出した。

最新活動実績(2019年)

外来診療件数
90,900
手術件数
2,450

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