中央アフリカ共和国

中央アフリカ共和国での国境なき医師団(MSF)の活動は

中央アフリカ共和国(以下、中央アフリカ)では長年にわたり紛争が続いており、2021年は暴力の激化により、約150万人が国内避難民や国外への難民となりました。

2023年には、政府軍と反体制武装勢力との武力衝突は減少したものの、国内の一部地域では暴力が続き、医療危機を悪化させています。同国の医療へのアクセス率は世界で最も低く、2023年時点で機能している医療施設は全体の半分以下とされ、医療従事者の不足も深刻です。

国境なき医師団は、このような状況の中、母子保健や外科手術、性暴力のケア、HIV/エイズの治療などの医療プロジェクトを継続。スーダンやチャドから避難してきた人びとの支援を含む緊急対応も行い、人びとに医療・人道援助を届けています。

Ⓒ Julien Dewarichet/MSF
更新:2024年12月11日

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