中央アフリカ共和国
中央アフリカ共和国での国境なき医師団(MSF)の活動は
中央アフリカ共和国(以下、中央アフリカ)では長年にわたり紛争が続いており、2021年は暴力の激化により、約150万人が国内避難民や国外への難民となりました。
政府軍と反体制武装勢力との武力衝突は減少したものの、複数の地域では暴力により治安の不安定な状態が続いています。同国の医療へのアクセス率は世界で最も低く、多くの医療施設が部分的または完全に機能しておらず、医療従事者の不足も深刻です。
国境なき医師団(MSF)は、このような状況の中、母子保健や外科手術、性と生殖に関するケア、HIV/エイズおよび結核の治療、マラリアの流行対応などの医療プロジェクトを継続。スーダンやチャドから避難してきた人びとの支援を含む緊急対応も行い、人びとに医療・人道援助を届けています。
Ⓒ Julien Dewarichet/MSF
更新:2025年12月1日
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