南スーダン

南スーダンでの国境なき医師団(MSF)の活動は

2011年7月、長年にわたる内戦の末に独立を果たした南スーダン。世界で最も新しい国ですが、和平合意や統一政府の発足後も多くの地域で不安定な情勢は続き、戦闘や暴力によって大勢の人びとが命を落としています。

加えて、度重なる洪水や食料危機、感染症の流行など複数の緊急事態にも直面しています。しかし、こうした問題は欧米諸国による国際援助の削減や、国の不安定な医療体制によってさらに深刻化しています。

国境なき医師団(MSF)は、世界でも最大規模の援助プログラムを実施しています。2024年には国内で12の通常プロジェクトと、5の緊急プロジェクトに取り組み、一般診療や専門医療、心のケアなど幅広い支援を提供しました。

一方で、2024年も不安定な情勢が続き、現地で活動する人道援助団体は極めて危険な状況にさらされました。地域間対立のなかでMSFスタッフも殺害、襲撃され、一部地域では活動を止めざるを得ませんでした。

また、隣国スーダンの内戦から逃れて来た難民も引き続き受け入れています。国連によると、南スーダンに身を寄せるスーダン難民の数は、内戦開始の2023年4月~2024年末で計100万人に上りました。特に、スーダンの一部地域で暴力が激化したことで、2024年12月だけで12万人以上が南スーダンへと越境。その大半は国境周辺にある北東部のレンクに集中しています。

© Damaris Giuliana/MSF
更新:2025年12月17日

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