マラリア

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基本情報

どんな病気?

寄生虫感染症の一種で、発熱、関節痛、頭痛、嘔吐、けいれん、昏睡などを引き起こします。重症化すると臓器障害を伴うこともあり、適切な治療を受けなければ命に関わる恐れがあります。

流行地域

主にアフリカ、アジアなど世界の熱帯・亜熱帯地域で流行します。死亡例の95%以上はアフリカ大陸で発生しています。毎年、約60万人が命を落としており、そのうちの80%は5歳未満の子どもです。

感染経路

蚊(ハマダラカ)が媒介し感染します。蚊は水中で繁殖し、特に雨期には大量発生します。

熱帯熱マラリアに対しては、アルテミシニンと他の抗マラリア薬の併用療法(ACT)が現時点では最も効果的で、ほとんどの症状は3日で治癒します。重症の患者には、注射薬による入院治療を行い、輸血が必要になることも少なくありません。
 
しかし、従来の薬には薬剤耐性が発現しており、東南アジアではACTへの耐性も生じています。

治療

熱帯熱マラリアに対しては、アルテミシニンと他の抗マラリア薬の併用療法(ACT)が現時点では最も効果的で、ほとんどの症状は3日で治癒します。重症の患者には注射薬による入院治療を行い、輸血が必要になることもあります。
 
しかし、従来の薬には薬剤耐性が発現しており、東南アジアではACTへの耐性も生じています。

予防

蚊に刺されないようにするため、殺虫剤を施した蚊帳の使用が効果的です。しかし蚊帳は高価で、多くの人びとには手の届かない存在となっています。

また、蚊の増殖を抑えるため、殺虫剤散布や溜まり水の乾燥化などを行います。

季節性マラリアの対策としては、重症化しやすい5歳未満の子どもに抗マラリア薬を投与する化学的予防の普及も進められています。

MSFが支援するブルンジの診療所で、マラリアの予防薬を飲む子ども=2025年5月15日 © Dorine Niyungeko/MSF
MSFが支援するブルンジの診療所で、マラリアの予防薬を飲む子ども=2025年5月15日 © Dorine Niyungeko/MSF
チャドで、マラリアの予防接種について住民に案内するMSFのヘルスプロモーター © Léa Gillabert/MSF
チャドで、マラリアの予防接種について住民に案内するMSFのヘルスプロモーター © Léa Gillabert/MSF

写真上:ケニアでマラリア対策のための蚊帳を配布するMSFスタッフ=2022年10月12日 © Zainab Mohammed/MSF

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