マラリア

基本情報

どんな病気?

寄生虫感染症の一種で、発熱、関節痛、頭痛、嘔吐、けいれん、昏睡などを起こす。重症になると臓器障害を引き起こす。適切な治療を受けなければ死に至る恐れがある。

流行地域

アフリカ大陸などの雨期のある地域。

感染経路

蚊(ハマダラカ)が媒介し感染する。

治療

熱帯熱マラリアに対しては、アルテミシニンと他の抗マラリア薬の併用療法(ACT)が現時点では最も効果的で、ほとんどの症状は3日で治癒する。ただし重症の患者には、注射薬による入院治療を行い、輸血が必要になることも多い。

予防

蚊に刺されないようにするために、殺虫剤を施した蚊帳の配布や、蚊が繁殖する場所での殺虫剤散布などを行う。また、季節性マラリアの対策として、重症化しやすい5歳未満の子どもに抗マラリア薬を投与する化学的予防の普及も進めている。

備考

従来の薬には薬剤耐性が発現しており、東南アジアではACTへの耐性も生じている。他に新薬はなく、薬剤耐性の拡大が危惧されている。2020年、MSFは269万600人のマラリア患者を治療した。

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