ヨルダン

シリア南部における紛争が中断され、2018年にはジャベールでヨルダンとの国境が再開されたが、ヨルダンに避難していたシリア難民のうち、故郷に戻った人はごく一部に過ぎない。国内にはまだ65万人余りのシリア人難民がおり、そのほとんどが人道援助に頼らざるを得ない状況にある。

国境なき医師団(MSF)がアンマンで運営する再建外科病院では、整形外科、形成外科、顎顔面外科、理学療法、心のケア、義肢の作成を実施している。

イルビド県にある2つの診療所では、この地域の主要な死因である非感染性疾患の治療を行っている。糖尿病や高血圧などの疾患を持つ患者に対しては、在宅訪問、心理社会面の支援、理学療法、健康教育などを行っている。

また、イルビド県とマフラク県には、シリア紛争の影響を受けた人びとが多く暮らしていることから、個人から家族、グループ単位で心のケアを行い。健康教育活動も行っている。なお、イルビド県でシリア内戦直後から続けていた新生児ケアは、南部の情勢が落ち着いた事を受けて他団体に移譲した。

MSFは2006年にヨルダンで初めて活動。2019年にはスタッフ354人が活動し、2050万ユーロ(約25億0100万円)を支出した。

最新活動実績(2019年)

外来診療件数
30,700
個人に対する心理ケア相談件数
8,070
出産介助件数
620

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