ナイジェリア

北東部では10年にわたって政府軍と武装対抗勢力の争いが続く。190万人が避難生活を強いられ、770万人が人口援助に頼っている(UNHCR調べ)。
国境なき医師団(MSF)は、医療施設において、ER室、手術室、産科病棟、小児科病棟、外来病棟などをサポート。栄養治療、予防接種、心理ケア、性暴力被害者のケアなども展開している。
一次医療を提供する施設を、マイドゥグリ、ンガラ、ラン、バンキ、プルカに、二次医療を提供する施設を、プルカとグウォザに、小児科病院をマイドゥグリとダマトゥルに常設している。必要に応じて、移動診療をガジガナ、ガジラム、クカワで展開している。
ボルノ、ヨベ、アダマワ、バウチ、ザムファラの4州でのコレラ流行に対応。2万6900人を治療した。3月にはナイジェリア史上最大のラッサ熱の流行に対応した。
東側に接する隣国カメルーンからは、政治衝突を避けて、3万人以上が避難してきた。6月には、難民キャンプなどで診療・治療を行い、清潔な水を提供する活動をした。
MSFは1996年に初めてナイジェリアで活動。2018年にはスタッフ2365人が活動し、4490万ユーロ(約58億5000万円)を支出した。
最新活動実績(2018年)
- 外来診療件数
- 334,300
- マラリア治療を受けた患者数
- 41,300
- 入院患者数
- 60,200
最新の海外派遣スタッフの声
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寄付者から国境なき医師団(MSF)スタッフへ転身 休職して初の活動参加:堀江 純
- ポジション
- 財務コーディネーター
- 派遣国
- ナイジェリア
- 活動地域
- ボルノ州
- 派遣期間
- 2018年3月~7月
最新の活動ニュース
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2021年01月18日 活動アップデート 新型コロナウイルス感染症へのMSFの対応【最新情報】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、国境なき医師団(MSF)は世界各地で緊急医療援助活動を展開している。
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2020年12月24日 活動アップデート 拉致、虐殺、略奪……ナイジェリア北西部で繰り返される暴力から逃れて
「村を出ることにしたのは、たった1日で56人もの人が強盗団に殺されたからでした」 オレンジ色のスカーフをかぶり、木陰の椅子に腰をかけたファティマさん…
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