コレラ

基本情報

どんな病気?
コレラ菌を原因とする水媒介性の感染症。軽い症状で済むケースが多いが、極めて重症になる恐れもある。激しい下痢と嘔吐(おうと)の結果、重度の脱水症状に陥り、死に至る場合もある。感染が急速に広がり突発的に大規模な集団発生が起こることもある。
流行地域
世界各地。衛生環境が整っておらず、安全な水の供給が行われていない人口密集地域で発生しやすい。
感染経路
菌で汚染された水や食物の摂取、または感染者の排泄物や嘔吐物への接触。
治療
経口または静脈からの補水療法により、水分と塩分を補給する。静脈からの補水は重症の場合に行われ、専用のコレラ治療センター(CTC)で治療する。
予防
感染予防には、厳密な衛生対策や安全な水の供給が求められる。経口ワクチンもあり、流行発生後でも感染の拡大抑止に有効。
2021年、国境なき医師団は5万200人のコレラ患者を治療した。
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- ©Luca Sola