ベラルーシ

活動の概要

2020年、国境なき医師団(MSF)は、首都ミンスクの4施設ほか2カ所で国家結核プログラムの支援を継続した。

MSFは多職種のチームと人間中心の取り組みにより、薬剤耐性結核(DR-TB)患者に治療と心理・社会的支援を提供。その一環で、アルコール依存症の患者が治療を無事に終えるための後押しもしている。また、東部に位置するオルシャ市の刑事施設内の結核病院では、C型肝炎やHIV感染症とDR-TBに重複感染した収容者の治療を、また、ミンスク近郊のボルコビチ村では強制入院施設の患者の治療を支援している。

ミンスクの強制入院施設は、多剤耐性結核(MDR-TB)の革新的な治療法を模索するMSF出資の臨床試験「TB PRACTECAL」を行う5つの施設の一つ。検討中の治療法は、従来の1年半から半年へと大幅に短縮化され、注射も必要としない。この試験は2020年を通じて行われ、年末にかけて第2段階に入った。

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8月の大統領選挙の後、ミンスクなどの都市で頻発した市民社会のデモは武力制圧された。MSFは必要な人に心理・社会的支援を提供する保健省への協力に備えつつ、公的保健医療のもとで連携強化に役立つ専門知識を伝えている。

MSFは2015年にベラルーシで初めて活動。2020年はスタッフ46人が活動し、150万ユーロ(約1億8280万円)を支出した。

(2020年報告)

活動の実績

結核の治療を開始した患者数 43

(2020年実績)

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