アクセス・キャンペーン

基本情報
国境なき医師団(MSF)は1999年、ノーベル平和賞の賞金を基に、「アクセス・キャンペーン」(旧名:必須医薬品キャンペーン)を開始した。
MSFの医師たちが活動地でしばしば直面するのは、先進国であれば簡単に使える薬が高価で手に入らない、貧しい地域の病気でそもそも治療法が存在しない、副作用の強い薬しかない、診断方法が現地の環境では使えない——など、医療ツールの障壁のために苦しむ人びとの姿だ。
「アクセス・キャンペーン」は、こうした障壁をなくし、すべての患者さんが健康に生きるために必要な医療を受けられるよう、薬や治療法、診断法、ワクチンなどの、開発と利用の促進を求めるキャンペーンである。
2020年からは、新型コロナウイルス感染症の対応に必要な、ワクチン、治療薬、検査法、その他の医療ツールが格差なく公平に行き渡るよう、各国政府をはじめとした国際社会に訴えている。
私たちは、患者さんたちのために以下のことを求めている。
命を救うために役立つ薬が、診断法が、ワクチンが——
- 開発されること
- 世界中の患者に手の届く価格で提供されること
- 患者さんの条件に合うものであること
- 活動地の環境にも合うものであること

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- ©Luca Sola