ソマリア/ソマリランド

ソマリア/ソマリランドでの国境なき医師団(MSF)の活動は

ソマリアでは、紛争、気候変動による自然災害、不安定な経済状況など、さまざまな要因が複雑に絡み合い、「世界で最も複雑な人道危機」ともいわれる状況が続いています。2024年には、干ばつと洪水の影響で50万人以上が住まいを失い、国内避難民の数は350万人を超えました。暴力や気候変動の影響により、多くの人びとが避難を余儀なくされ、生計手段も失っており、何百万人もの人びとが緊急に支援を必要としています。

国境なき医師団(MSF)は、40年以上にわたりソマリアで医療・人道援助活動を行っています。110万人以上の避難民を受け入れている南西部の都市バイドアでは、救急産科医療や新生児医療、栄養失調の子どもたちの入院治療などを提供。複雑な要因により悪化した人道危機の中で、最も弱い立場に置かれた人びとの命を守るための活動を続けています。

Ⓒ Suleiman Hassan/MSF
更新:2025年12月1日

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