母子保健・女性の健康

基本情報

母子保健

妊娠中の健康を保ち、出産時の合併症リスクを抑えるために、妊婦検診などの産前ケアの重要性を伝え、ケアを提供している。また、産後ケアでは、必要な治療を行うほか、家族計画のカウンセリングや性感染症に関する情報提供も行っている。

産科医療

救急対応の一環として、分娩介助や帝王切開を提供。新生児救急や、HIV/エイズの母子感染予防、HIVに感染した赤ちゃんの治療も行っている。2021年、MSFは帝王切開を含む31万7300例の出生を介助。また、危険な中絶で命を落とす女性が多い国もあり、国境なき医師団(MSF)は安全な中絶に関する支援も行っている。

産科フィスチュラ

長時間にわたる困難な分娩により、産道が傷つき、膀胱や直腸との間の壁に穴が開くことがある。慢性的な失禁などの症状が起き、社会的な偏見へとつながる場合もある。適切な分娩介助や帝王切開といった産科ケアによって防ぐことが可能。MSFは保健医療の行き届かないへき地でもフィスチュラ修復の外科手術を行っている。

子宮頸がん

MSFは複数の国で、子宮頸がんのスクリーニング検査と早期の治療を展開。子宮頸がんの主な原因はヒトパピローマウイルス(HPV)で、HIV陽性の女性への影響が特に大きい。

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