ウズベキスタン

国境なき医師団(MSF)は政府と連携し、結核とHIV/エイズの治療の質向上と普及を図っている。2018年に国内で治療を始めた結核患者2220人のうち、660人が薬剤耐性結核で、さらにそのうちの450人が滞在耐性結核、70人が超多剤耐性結核だった。2017年に着手した、2つの新しい結核薬ベダキリンとプレトマニドの臨床試験には104人の被験者が参加した。また、HIV/エイズ・ケアにも携わり、2013年に立ち上げた首都タシケントのプロジェクトでは、C型肝炎や梅毒などの性感染症に二重感染した患者の総合的な治療を重視。性労働者、薬物注射の使用者、男性間性交渉者らリスク集団が対象の診療所でも援助に乗り出した。
MSFは1997年にウズベキスタンで初めて活動。2018年にはスタッフ271人が活動し、860万ユーロ(約11億2000万円)を支出した。
最新活動実績(2018年)
- 結核治療を開始した患者数
- 2,220
- 第一選択薬による抗レトロウイルス薬(ARV)治療を開始したHIV/エイズ患者数
- 810
最新の海外派遣スタッフの声
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偏見の強い結核対策に現地スタッフとともに取り組む:團野 桂
- ポジション
- 内科医
- 派遣国
- ウズベキスタン
- 活動地域
- カラカルパクスタン自治共和国
- 派遣期間
- 2015年6月~2016年6月
最新の活動ニュース
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2015年08月18日 活動アップデート ウズベキスタン:MSFと保健省の連携で結核治療が進展
ウズベキスタン内に位置するカラカルパクスタン自治共和国の首都ヌスクで、国境なき医師団(MSF)は1998年から、保健省と連携して結核対策に取り組んでい…
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2012年04月27日 活動アップデート MSFの活動—2012年4月—
2012年4月のMSFの主な活動を映像でご紹介します。世界マラリアデー(4月25日)、チャド:栄養失調が深刻化、パラグアイ:サシガメが運ぶシャーガス病…
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