ウクライナ

2014年に勃発した東部の紛争の戦線付近では、インフラの損壊、公共サービスの停止、財政難に伴い、住民が今なおなかなか医療を受けられずにいる。国境なき医師団(MSF)は、紛争地域とその周辺の合計28カ所への移動診療を通じ、約3000人に基礎医療と心理ケアを提供。慢性疾患を抱える中高年の患者を中心に治療している。また、ジトーミル市の地域病院では保健省との協力のもと、複数の治療薬が効かない多剤耐性結核のプロジェクトを開設し、国内でいち早く新薬べダキリンとデラマニドを導入した。ミコライフ州では、やはり新薬であるダクラタスビルとソホスブビルを用いたC型肝炎の診断、治療、カウンセリングのプロジェクトも続く。MSFは1999年にウクライナで初めて活動。2018年にはスタッフ155人が活動し、550万ユーロ(約7億1700万円)を支出した。

最新活動実績(2018年)

外来診療件数
4,770
C型肝炎治療を開始した患者数
490
多剤耐性結核治療を開始した患者数
100

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