ウクライナ
ウクライナはどんな国
ウクライナの情勢は
2014年から東部で紛争が続いていたウクライナ。2022年2月24日、ロシア軍が全面的な攻撃を開始し、戦争状態となりました。
特にウクライナ東部、南東部、北東部で、戦闘により多くの市民が死傷し、エネルギーやその他の重要なインフラに甚大な被害をもたらしました。多くの家屋が破壊され、人びとが医療、水、電力の供給を含む公共サービスを受ける機会は著しく損なわれました。
激しい戦闘で660万人がウクライナを離れ、欧州などで難民となりました(2024年、国連難民高等弁務官事務所)。また、ウクライナ国内では、440万人以上が避難生活を余儀なくされています(2024年、ウクライナ社会政策省)。
ウクライナでの国境なき医師団(MSF)の活動は
現在も戦闘が続くなか、国境なき医師団(MSF)は、前線を中心に現地保健省と連携して活動を続けています。患者の搬送のほか、救急医療、現地の病院支援、移動診療、心のケアや理学療法などの分野で対応し、現場のニーズに応じた援助を届けています。
戦争の負傷者とリハビリのニーズ
戦争による負傷者は膨大な数に上ります。負傷者の多くが地雷や手投げ弾などの爆発で手や目、脚を失うなど、その後の人生を大きく変えてしまう重症を負っており、理学療法とリハビリテーションの必要性が高まりました。
MSFは、ウクライナ内務省およびキーウとビン二ツァの保健省と連携して、2つの病院で専門的な理学療法を提供し、心のケアや精神科治療も実施。術後ケアのニーズは高く、患者は適切なリハビリを受けなければ、可動域制限などの後遺症が現れる恐れもあります。MSFの理学療法士は医療者へ実地研修を行い、現地の理学療法士の能力を高めています。
Ⓒ Signe Damgaard/MSF
更新:2024年12月11日
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