紛争

基本情報

紛争は、戦闘による負傷や死亡といった被害をもたらすだけでなく、医療施設が破壊されたり医療物資の供給が絶たれたりすることにより、地域の人びとの命と健康に長期的な影響を及ぼす。

紛争に巻き込まれた人びとは、無差別的な攻撃の危険にさらされて過ごすほか、危険にさらされた故郷を離れ、難民や国内避難民として避難生活を余儀なくされている。

国境なき医師団(MSF)は、紛争地でいかなる陣営にもつかず、保健医療ニーズにのみもとづき、命の危機に直面する人びとへ援助を提供している。MSFが実施する医療・人道援助活動の4分の1は、イエメン、南スーダン、中央アフリカ共和国、イラク、ナイジェリア、シリアなど、武力紛争の影響を受けている国の人びとが対象だ。

MSFは紛争地で、負傷した人びとへの外科治療を行うとともに、避難先のキャンプなどで医療援助を提供。また、紛争下で増加する性暴力の被害者のケアに当たっている。

紛争下においては、医療への攻撃が深刻だ。医療施設が攻撃されることは、病院にいる患者や医療従事者が被害を受けるだけなく、その地域に暮らす多くの人たちの医療へのアクセスが奪われ、命が脅かされることにつながる。MSFは医療への攻撃がやまない現状を国際社会に訴えている。

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