ボランティア体験談

国境なき医師団(MSF)日本のボランティア参加者による体験談です。参加したきっかけや活動内容、そして参加しての思いをお伝えします。

Voice 1「世界といのちの教室」ボランティア

子どもたちの関心の高さが嬉しい

郭 拓人さん

大学時代にインターンとして初めて国境なき医師団(MSF)に関わり、そこで多くのことを学びました。その経験は、今でも私の糧になっています。その恩返しとして、今度はそれを他者に還元したい、少しでも何か貢献したいと思い、今は「世界といのちの教室」ボランティアとして関わっています。小学生と言えどその視点は鋭く、発言も積極的で、参加するたびに圧倒されると同時に子どもたちの関心の高さを嬉しく感じています。世界で起きている人道危機について知ってもらいながら、自己実現にもつながる、参加者にとってもボランティアにとっても充実したプログラムです。MSFの活動を周知し、少しでも多くの方に人道援助に対する理解をしてもらえれば、そんな思いでこのボランティアを続けていきたいです。

Voice 2「世界といのちの教室」ボランティア・事務局ボランティア

国際協力の仕事に向けて学ぶ機会に

土肥 伶さん

私は大学院にて移民・難民問題を中心に研究しており、今後は国際協力業界の仕事に従事したいと考えています。その中でも、国籍や人種・宗教などに関わらず世界的に活動しているNGOである国境なき医師団の活動やそれに関わる人びとに興味があり、ボランティアに参加しています。「世界といのちの教室」ボランティアでは、小学生の皆さんが大人でも思いつかないようなアイデアを積極的に議論していて、毎回新たな発見があります。事務局ボランティアでは、リサーチや語学など今までの経験を生かしながら参加し、目標に向けての自身の強みや改善点を学ぶ良い機会となりました。今後もさまざまなボランティアに参加し、団体や業界についての理解を深め、成長したいです。

Voice 3「世界といのちの教室」ボランティア

自分が「今、できること」を考えて参加

宅野 喜仁さん

2001年の世界同時多発テロを機に、私は国境なき医師団への寄付を始めました。治療薬やワクチンのあるマラリアやはしかで長年多くの子どもたちが亡くなっている一方、コロナ禍の先進国の有り様に、医療従事者でない自分が「今、できること」を考え、「世界といのちの教室」ボランティアに参加しています。
参加する子どもたちは真剣で、グループワークの課題について、アフガニスタンを例に自分の考えを話す子、治療以外の心のケアについて意見を述べる子がいました。どちらも私の想像が及ばなかった切り口で、毎回刺激を受けています。限られた時間に参加者同士が能力を引き出しあい、「世界といのち」をより深く考えてもらう一期一会のイベントに携わっていると考え、毎回準備して臨んでいます。

Voice 4事務局ボランティア

世界に関心を持ち続けるモチベーションに

日比野 佳見さん

国境なき医師団のウェブサイトでボランティア募集のお知らせを見てすぐに、事務局ボランティアに応募をしました。 これまで全く違う分野で仕事をしてきた自分にできることがあるか少し不安でしたが、 何度か事務局で作業する機会を頂き、また、事務局の方々とお話をするうちに得意分野を生かすことも増え、やりがいにつながりました。
仕事と子育ての慌ただしい日々の中ではどうしても、世界情勢や人道援助のことを忘れてしまいそうな時がありますが、ボランティアをすることでこれらに関心を持ち続けるモチベーションにもなっている実感があります。 「人道援助に関することを何かしたい」と思いながら長い間何もできずにいましたが、一歩踏み込んでみたことは私にとって非常に意義のあることになりました。

MSFへの募金活動にご関心のある方

地域、学校、サークル等で、MSFを寄付先とした募金活動を開催してくださる方向けに、ガイドブックや貸し出しツールもご用意。詳しくはこちらをご参照ください。

ボランティアに関するよくあるご質問

Q 年齢制限はありますか。​

18歳以上(高校生は除く)でしたら、どなたでもご登録いただけます。​

  • 登録案内を休止している場合もあります。
Q 活動できる期間が一定でないのですが、登録できますか。

はい。登録時にボランティアとして活動できる日時の記入欄があります。ご希望に従って事務局にてマッチングを行います。​

Q 交通費は支給されますか。​

交通費として一律1000円をお支払いします。担当者の指示に従って申請してください。

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