パプアニューギニア

活動の概要

パプアニューギニアでは、結核を患う人が多く、国内の死因の上位に位置している。国境なき医師団(MSF)は国家結核対策プログラムと連携し、首都ポートモレスビーと湾岸州で、結核患者のスクリーニング検査、予防、診断、治療、経過観察と一連のケアの改善を図っている。

多剤耐性結核(MDR-TB)に対する世界保健機関の新しい治療勧告に準拠し、MSFの治療でもすべての薬が経口となったことから、患者には痛い注射薬の毎日の投与が不要となった。重度の副作用も低減され、治療継続に寄与している。

2020年は、MSF診療所の医療圏外からも多くの患者が受診。結核と診断された人を、患者登録と治療のために各治療施設に紹介している。また、既存の診療所に結核検査施設を立ち上げ、首都特別区保健局が北西部の医療圏での診断を拡大する支援をした。

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パプアニューギニアでは、2020年中の新型コロナウイルス感染症例が比較的少なかった。MSFは感染予防・制御について研修を行うほか、ポートモレスビーの専門治療施設の建設に向けて、保健省を技術面で支援。また、仮設病院の検査室への支援として、新型コロナウイルスの簡易検査を実施し、判定に要する時間を1時間未満に短縮した。

1992年にパプアニューギニアで初めて活動。2020年はスタッフ153人が活動し、370万ユーロ(約4億5103万円)を支出した。

(2020年報告)

活動の実績

外来診療件数 18,600
結核の治療を開始した患者数 1,090

(2020年実績)

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