パプアニューギニア

パプアニューギニアの首都ポートモレスビーのゲレフ病院と湾岸州のケレマ市で、国境なき医師団(MSF)は国の結核プログラムと連携して、スクリーニング、診断、治療開始、経過観察の改善に取り組んでいる。

2019年には、世界保健機関(WHO)の多剤耐性結核(MDR-TB)に対する新たな治療勧告が全患者に導入された。痛みを伴う注射を毎日受ける代わりに、副作用の少ない比較的新しい薬であるベダキリンを6カ月間のむ治療を受けられるようになった。MSFにとってはケアの向上を、患者にとっては治療継続・成功率の向上を意味する。

ポートモレスビーでは、患者数が多いため、ゲレフ病院の敷地内に結核専用の診療所を新設。空気感染を防ぎつつ、より多くの患者を安全にスクリーニングし、診断し、治療できるようになった。

MSFは湾岸州のへき地移動診療も拡大。患者にとって治療開始や継続をしやすくなった。また、2019年は年間を通してHIVケアの向上にも取り組み、治療を途中で中断する患者を減らした。

MSFは1992年にパプアニューギニアで初めて活動。2019年にはスタッフ175人が活動し、440万ユーロ(約5億3700万円)を支出した。

最新活動実績(2019年)

外来診療件数
15,900
結核治療を開始した患者数
1,350
多剤耐性結核治療を開始した患者数
56

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