イエメン

活動の概要

2015年から、暫定政府と反政府武装組織との間で内戦が続くイエメン。貧困や深刻な食料危機で人口の7割に当たる人びとが援助を必要とし、国連が「世界最悪の人道危機」と呼ぶ危機的な人道状況に陥っている。国内で家を追われた人びとは400万人を超えた(2022年、国連難民高等弁務官事務所)。

攻撃による医療施設の破壊、人員や医療物資の不足などを受け、医療体制は脆弱だ。国境なき医師団(MSF)は、紛争の負傷者の外科治療や、心のケア、栄養失調児の治療、母子保健などの医療援助を提供している。

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