ニジェール

ニジェールでの国境なき医師団(MSF)の活動は

ニジェールでは、暴力や住民の強制移動、慢性的な栄養失調の影響により、多くの人びとが深刻な人道ニーズを抱えています。

国境なき医師団(MSF)は2024年、国内の地域6カ所で活動しました。

新政権と協力して地域に根ざした医療を展開し、栄養支援、小児医療、リプロダクティブ・ヘルスケア(性と生殖に関する医療)、マラリア治療を提供しました。また、過去5年間で最悪とされた洪水への対応として、被害の大きい地域で調理用品や衛生キットなどの必需品を配りました。

現地では国境封鎖や不安定な治安により、医薬品や栄養製品の供給は難しい状況が続きました。MSFは食料が不足する6~11月、マラディ、ザンデール、タウア、ディファの各州の医療施設で、前年を上回る多くの子どもたちを治療しました。

© Eloge Mbaihondoum/MSF
更新:2025年12月19日

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