リベリア

2014年から2015年にかけて起きた西アフリカのエボラ流行はリベリアの医療体制に大打撃を与えた。以前から充実した医療を受けるわけにはいかず、医療インフラも未整備だったところに追い打ちをかけた格好だ。診療体制は徐々に復旧してはいるものの、資金不足のため専門診療は大きな欠落が生じている。特に小児ケアと心のケアはその傾向が強い。

国境なき医師団(MSF)は首都モンロビアにバーンズビル・ジャンクション病院を設置。この医学校附属病院は実習生受け入れ先としてリベリア看護助産師の認定を受けており、専門性の高い救急小児ケア、新生児科、何らかの病気を併発している栄養失調の管理などを担う。2018年は、ラリアや重症の急性栄養失調、下痢など、症状の重い生後1カ月から15歳までの小児患者を週に100人近く受け入れた。

モンセラード州の医療当局とも連携してMSFは無償で心のケアとてんかん治療などを担っている。
2017年9月に始まった地域社会密着型のプログラムでは、地元の診療所スタッフと地域のアウトリーチ活動担当者を研修している。このプログラムでは患者、家族、地域社会に対し、心の病気とてんかんの治療法を教えている。

MSFは1990年に初めてリベリアで活動。2018年にはスタッフ323人が活動し、570万ユーロ(約7億4328万円)を支出した。

最新活動実績(2018年)

病院で受け入れた患者数
5,360
マラリア治療した患者数
3,500

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