エチオピア

活動の概要
エチオピアでは緊急事態に対応し、国内避難民や難民に必要な医療を補っている。2020年11月から、ティグレ州の戦闘被害者の支援も開始した。
2020年は、ガンベラ州内の複数キャンプで南スーダン人難民に一般・専門医療を提供するとともに、ガンベラ病院でも専門医療を担った。ソマリ州の遠隔地では一般医療に携わりながら、コレラやはしかの集団発生などの緊急事態にも対応している。
アムハラ州ではカラアザール(内臓リーシュマニア症)やヘビ毒などの「顧みられない熱帯病」を治療。首都アディスアベバでは、移民先からエチオピアへ送還されたり追放されたりした人びとに医療と心のケアを提供した。
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また、南部諸民族州(SNNPR)とアファール州では洪水の避難者を、さらに、ベニシャングル・グムズ州では国内避難民と避難先の地元住民を支援した。
難民と地元住民の心のケアを行っていたティグレ州ヒツァツ・キャンプへの支援は3月に終了した。
11月にはティグレ州南部の保健医療施設への支援として研修と物資提供を開始。12月中旬からは州内の他地域でも移動診療を行い、被害の深刻な一部の保健医療施設に協力し、医療用酸素などの重要物資の提供や、救急科、産科、小児科、入院科の復旧などを行った。加えて、アムハラ州との州境で多数の避難民に医療を届け、複数の医療施設に医薬品を供給。栄養治療と多数傷病者への対応について保健省スタッフを研修した。ティグレ州西部では、11月上旬に初期の武力衝突で負傷した患者278人の治療にもあたっている。
1984年にエチオピアで初めて活動。2020年はスタッフ890人が活動し、1550万ユーロ(約18億8945万円)を支出した。
(2020年報告)
活動の実績
外来診療件数
79,600
入院患者数
6,360
心のケア個別相談件数
5,210
(2020年実績)
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- ©Luca Sola