セルビア

活動の概要

欧州内の最終目的地をめざして多くの人びとが通過するセルビア。同国では現在、約5000人の難民・移民が施設や路上で生活している。国境を越えようとする人は警棒などで殴られたり、催涙ガスや唐辛子スプレーで炎症を起こしたりして、けがを負うことが多い。国境なき医師団(MSF)はセルビア北部の国境地帯で、過酷な環境に足止めされた難民や移民に医療や心理面での支援を提供している。

2020年、MSFはセルビアの首都ベオグラードで1月から3月にかけて診療所を運営。困窮する人びとを対象に一般医療、心のケア、社会的支援を行った。また、クロアチアとハンガリーの国境警備隊や管轄局が関わったとされる身体的暴力の被害者に医療を提供。このほか劣悪な生活環境や医療の欠如、食料・住居・清潔な衣服・衛生設備などの不足により、健康を損なった人びとへの援助も行っている。

MSFはセルビアがユーゴスラビアの一部であった1991年から同国で活動。2014年以降は難民・移民に医療や心のケアを提供している。

(2020年報告)

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