アルメニア

国境なき医師団(MSF)は、2015年からアルメニアの薬剤耐性結核対策を支援。2019年には、活動を国の保健当局に移譲した。2015年から2019年の間に、1700人余りの患者が従来型の結核治療を受けた。また、同じく2015年から107人が、新薬普及を目的とした「endTB」プロジェクトの一環として新薬「デラマ二ド」による治療を受けた。このほか、コンパッショネート・ユース(※)に該当するとして別な新薬「ベダキリン」による治療を受けた患者もいる。

その他にも同国の結核対策機関と連携して、多剤耐性結核患者における慢性活動性肝炎の系統的検査、直接作用型抗ウイルス薬による治療、経口薬のみによる治療など、多くの分野で同国の医療革新に貢献した。これらの活動も、「endTB」プロジェクトが終了した時点で結核対策機関に引き継いでいる。

MSFは1988年にアルメニアで初めて活動。2019年にはスタッフ9人が活動し、80万ユーロ(約9800万円)を支出した。

  • 人道的配慮から、生死に関わる病気の患者に対し、販売承認に先立って未認可薬の使用を認める制度

最新活動実績(2017年)

多剤耐性結核(MDR-TB)治療を開始した患者数
58

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