アフガニスタン

アフガニスタンでの国境なき医師団(MSF)の活動は

40年以上にわたり続く紛争や度重なる干ばつなどにより、複合的な危機に瀕してきたアフガニスタン。2021年にタリバンが実権を掌握して以降、国際的な援助の凍結などにより人びとの生活はさらに困窮しました。

2022年、治安状況は改善しましたが、医療システムは脆弱な状態が続き、人材や資機材の不足、医療への攻撃などの影響により、多くの人びとが必要な医療を受けられない状態です。同年、国境なき医師団(MSF)の医療施設を訪れる人びとの数は増加。また、女性は自由な移動や教育、仕事へのアクセスの制限というさらなる困難に直面しています。

アフガニスタンは妊産婦死亡率が世界で最も高い国の一つであり、MSFは妊産婦のケア、小児医療、救急医療に重点的に取り組んでいます。

2022年6月には、南東部のホーストとパクティカで地震が発生。また、2023年10月には西部ヘラートで大規模な地震が発生し、多くの村が破壊されました。MSFは地震発生直後からヘラート地域病院で負傷者への対応を行いました。

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