【動画】氷点下のウクライナ、出張訪問チームの一日

2023年03月10日

戦闘が続くウクライナ東部。多くの人びとが地下室などで砲撃を避けながら、過酷な避難生活を送っている。国境なき医師団(MSF)は出張訪問活動を行い、危機の中を生きる人びとを支えている。
 
毛布をはじめとした救援物資の配布や、移動診療、極寒の避難所の支援など、その活動は多岐に渡る。ある冬の一日の動きを、スタッフが伝える。

MSFのウクライナ東部での活動

■救援物資を提供するとともに、移動診療を運営して診療を実施。慢性疾患患者の治療や、重症患者の搬送、ドネツク州とルハンスク州から逃れてドニプロ周辺の複数の避難所にいる人びとへの心のケアなどに対応している。

■ドニプロでは、性暴力の被害者へのケアなど、リプロダクティブ・ヘルスにおける支援も実施。SNSを通した情報提供も行っている。

■ザポリージャでは、マリウポリなどの激戦地から逃れてきた人たちのために、複数の避難所で移動診療を行い、慢性疾患患者の治療や心のケア、救援物資の提供などを続けている。
戦闘が激化した地域から別の地域の病院へ<br> 患者を救急車で搬送する活動も行っている<br> =2022年7月 © Natalia Chekotun/MSF
戦闘が激化した地域から別の地域の病院へ
患者を救急車で搬送する活動も行っている
=2022年7月 © Natalia Chekotun/MSF

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