【動画】過酷な暴力の渦巻く南スーダンに新型コロナウイルスという新たな脅威

部族間抗争の続く南スーダン。多数の負傷者が出るなか、国境なき医師団（MSF）は医療援助活動にあたっている。

銃弾が後頭部から眼に貫通した少女、住まいを破壊されて着の身着のままで何週間も茂みに隠れていた人びと、食料不足の上に不衛生な水を使い続ける避難生活。この地における暴力の嵐は過酷であり、武器を持たない女性や子ども、老人までもが標的にされている。

そのような状況の下、新型コロナウイルスという世界規模の脅威が生じた。この地への人員や物資の輸送にも、深刻な影響を及ぼす可能性がある。世界中が注視する新型ウイルスの陰で、この地への人道援助が停滞する事態は避けなければならない。

この記事のタグ

• 南スーダン