イベント報告

【イベント報告】大学の講義で謎解きゲーム体験!「南スーダン救出作戦~答えは変えられる~」

2023年12月26日
チームで協力し合いながら避難民を救出! © MSF
チームで協力し合いながら避難民を救出! © MSF

2023年9月に完成したオンライン謎解きゲーム 国境なき医師団(MSF)×タカラッシュ!『南スーダン救出作戦~答えは変えられる~』。「世界一新しい国」南スーダンで起きている人道危機と、MSFの活動が体験できるこの謎解きゲームを10月26日、明治国際医療大学(京都府)の国際看護・国際保健の講義の中で、看護師、保健師、助産師を目指す学生の皆さんに体験いただきました。

看護師の髙橋詩野美先生(写真右)は、JICAの感染症疫学サーベイランスシステム強化プロジェクトに地域保健専門家としてコンゴ民主共和国でも活動 © MSF
看護師の髙橋詩野美先生(写真右)は、JICAの感染症疫学サーベイランスシステム強化プロジェクトに地域保健専門家としてコンゴ民主共和国でも活動 © MSF

看護師の髙橋詩野美先生による国際看護・国際保健の講義の後、チームに分かれてゲームを開始。「現地当局の担当者が『病院に危険人物が含まれている可能性があるため容疑者のリストを提出してほしい』と要請してきた。さてどうする?」など、数々の難問に頭を悩ませつつ、限られた時間の中チームで協力して真剣に謎解きに集中。あっという間に90分が終了しました。

© MSF
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南スーダンが今どんな状況にあるのか少しわかった気がしました。南スーダン救出作戦をグループでしてみて、問題解決のために複数人が関わることでいろんな角度からの視点があり回答が導き出されるのだと感じた。自分だけだと固執した考え方になってしまうが、協力することでより良い考え方ができると感じた。

世界には今でも紛争の被害に遭う人々がいて、生きていくために厳しい選択を迫られている現状があるということに驚きとショックがありました。また、そんな人々を最前線で救助する国境なき医師団の活動内容や南スーダン以外で行われる支援について興味を持ちました!

今まで国境なき医師団という名前は聞いたことがあったが、詳しくは知らなかったが、南スーダン救出作戦のゲームを通して、国境なき医師団は誰の指図も受けず独立、平等、公平をモットーに目の前の人の命を救い続けていることが分かった。今回私たちがゲームして答えを導き出すように挑戦していくみたいに、現地の人たちにひとりでも多くの人が関心をもって関わることで答えは導き出されるし、変えていけると思った。

オンライン謎解きゲームはご家庭はもちろん、学校や企業のチームビルディングとしてもご活用いただけます。年末年始のお休みに、新学期に。ぜひ皆さんでチャレンジしてみてください! 皆さまのご参加をお待ちしています。

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