【動画】世界結核デー:入院をせず家で治療ができたら──結核の子どもが家族と過ごせるように

2023年03月24日

3月24日は、世界結核デー。結核は、毎年およそ1000万人の人びとが新たに発病している(※)、世界最大の感染症の一つだ。
 
中央アジアに位置するタジキスタンは、結核の高まん延国の一つ。国境なき医師団(MSF)は当局と連携し、2011年から子どもの結核罹患率と死亡率の減少を目指した活動に取り組んでいる。
 
新薬の導入などとともにいま進めているのが、家族が投薬を担う在宅治療だ。結核の子どもたちは、家族と離れて長期の入院による治療が必要となることもある。しかし、保護者が投薬の講習を受け、MSFが薬を提供して電話や訪問で経過を確認することで、家で治療を行うことができる。
 
闘病中も、家族と一緒に過ごせるように──。結核の治療を受ける子どもたちと家族の様子を動画で伝える。
 
※WHO ”Global tuberculosis report 2022”

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