【動画】森の奥で追い詰められる難民たち──ポーランド・ベラルーシ国境で続く苦闘

2025年02月21日
動画:1分11秒

 森が広がる東欧ポーランドとベラルーシの国境地帯には、難民・庇護申請を希望して森を歩く人びとの姿が絶えない。中東やアフリカなどから、ベラルーシを経由して欧州連合(EU)加盟国のポーランドを目指しているのだ。 

ポーランド政府は2021年、国境警備隊と兵士が国境を越えようとする人びとを排除できるように法律を変えた。その影響で、人びとは殴られたり、ゴム弾や催涙ガスなどで負傷したりしている。

国境なき医師団(MSF)は2022年11月以降、子どもを含む 442人に医療支援を提供したが、そのうち半数以上が暴力を受けていた。安全を求めて国境にたどり着いた難民・庇護申請希望者は、森に身を隠し、恐怖におびえている。

この記事のタグ

関連記事

活動ニュースを選ぶ