スリランカ:サイクロン「ディトワ」で180万人以上が被災──国境なき医師団が現地で物資配布
2025年12月22日
スリランカでは11月下旬、サイクロン「ディトワ」によって大規模な洪水と地滑りが発生し、国内で180万人以上が被災した。
国境なき医師団(MSF)は、衛生・避難・医療の面から緊急援助をするため、現地のパートナーと連携しながら活動を続けている。
寒冷な被災地
MSFは12月14日、スリランカの災害管理センターに対し、冬用のテント1000張と耐久性の高いプラスチックシート1500枚を渡した。
これらのテントは寒い被災地でも人びとが安全で暖かく、耐久性のある住まいで避難生活を送れるよう設計されている。厳しい気候から被災者を守り、健康被害のリスクを軽減することが目的だ。
MSFスリランカの 緊急対応コーディネーター、 デイビッド・クロフトはこう説明する。
冬用テントは、いま避難生活をする人びとにとって重要な支援です。今後も状況の変化に応じて、現地パートナーと協力しながら復興に貢献していきます。
MSFスリランカの 緊急対応コーディネーター デイビッド・クロフト
女性向けキットも配布
また、MSFは被災者支援として、救援キット500セットと乾燥食品キット500セットを配布した。
さらに、避難所でも女性が安心して暮らせるよう、妊産婦用のキット250セット、女性向けの生活必需品キット400セットの準備も進めている。
MSFは、現地主導の団体や災害管理センターと緊密に連携し、最も支援を必要とする人びとに迅速かつ確実に物資が届くよう取り組んでいる。




