プレスリリース

オンライン・トークイベント 「作家 小野正嗣 x 国境なき医師団 ~コロナ禍の人道危機、人びとに寄り添う医療とアート~」

2020年06月22日

国境なき医師団(MSF)日本は、芥川賞作家で早稲田大学教授の小野正嗣氏を迎え、MSF日本会長で外科医の久留宮隆とともにオンライン・トークイベントを下記の要領で開催します。

 
コロナ禍の世界においては、難民や移民など従来から厳しい暮らしを強いられてきた人びとが、さらに弱い立場に置かれています。本イベントでは、紛争地などで医療援助活動に従事してきた久留宮医師と、文学を含むアートについて広く語ってこられた小野氏がそれぞれの立場から、難民・移民の現状を中心に、こうした人びとに寄り添う互いのアプローチや役割について意見を交換します。
 
先進国を含む世界を揺るがした未曽有のパンデミック。このような時にこそ、あらためて世界に目を向け、様々な立場から自分たちに何が出来るのか、参加者とともに考える機会となることを目指し、広く参加を呼びかけます。

新型コロナウイルス感染症の症状のある女児を診察するMSFスタッフ=ギリシャ・レスボス島の難民キャンプで2020年5月20日撮影<br> © Anna Pantelia/MSF
新型コロナウイルス感染症の症状のある女児を診察するMSFスタッフ=ギリシャ・レスボス島の難民キャンプで2020年5月20日撮影
© Anna Pantelia/MSF

 

開催日時

2020年7月11日(土)14:00~15:30

会場

オンライン開催
・当日正午までに参加用のURLをメールでお送りします
・質問は配信画面上のチャットへ書き込む形で受け付けます

参加費

無料

定員

無し

お申し込み

こちらからお申し込みください
・申込締切:2020年7月10日(金)18:00

主催

特定非営利活動法人 国境なき医師団日本

お問い合わせ

event@tokyo.msf.org

登壇者略歴

小野 正嗣(おの・まさつぐ)
1970年、大分県生まれ。作家。早稲田大学文学学術院教授。2018年よりNHK「日曜美術館」のキャスターを務める。著書に、『にぎやかな湾に背負われた船』(第15回三島由紀夫賞)、『九年前の祈り』(第152回芥川賞)、『踏み跡にたたずんで』など。訳書に、マリー・ンディアイ『三人の逞しい女』、アキール・シャルマ『ファミリー・ライフ』(新潮社)、アミン・マアルーフ『アイデンティティが人を殺す』『世界の混乱』など。東京在住の難民の方を取材した「東京スカイツリーの麓で——あるコンゴ人難民の受難の物語」(『新潮』2016年11月号)がある。 
© 講談社
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久留宮 隆(くるみや・たかし)
1959年、愛知県生まれ。外科医。MSF日本会長。三重大学医学部を卒業後、同部第一外科入局。その後は三重県の地域中核病院での外科に勤務し、済生会松阪総合病院手術室部長、あいち肝胆膵消化器クリニック診療部長、地方独立行政法人桑名東医療センター手術室部長、三重北医療センターいなべ総合病院救急総合診療部長を歴任。現在、三重県津市の永井病院の救急を担当。2004年よりMSFに参加。以降、アフリカ、中東、アジアなど15回の活動に参加。MSF日本理事、同副会長を経て2020 年3月より現職。著書に『国境なき医師が行く』(岩波ジュニア新書)。 
© MSF
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ご参加をお待ちしています

お申し込み

※申込締切:2020年7月10日(金)18:00
※お問い合わせ:event@tokyo.msf.org

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