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【学会発表】第66回日本熱帯医学会大会で、国境なき医師団がシンポジウムを開催(11月29日~30日、長崎)

2025年10月29日
モザンビークでコミュニティ住民に顧みられない熱帯病(NTDs)について説明を行う国境なき医師団(MSF)のスタッフ<br> 🄫 Lourino Pelembe/MSF
モザンビークでコミュニティ住民に顧みられない熱帯病(NTDs)について説明を行う国境なき医師団(MSF)のスタッフ
🄫 Lourino Pelembe/MSF

11月29日(土)~30日(日)に長崎で開催予定の第66回日本熱帯医学会大会にて、国境なき医師団(MSF)がシンポジウムを開催します。
 
世界では多くの人びとが顧みられない熱帯病(NTDs)に罹患しており、その大半は医療資源が乏しく、適切な診断、治療、予防法へのアクセスが限られている国や地域で起こっています。
 
「資源の限られた国における『顧みられない熱帯病』治療の課題について」と題した本シンポジウムでは、MSFが世界各地で行っている医療援助活動のなかで遭遇したさまざまなNTDsの事例を紹介し、「顧みられない病気の新薬開発イニシアティブ(DNDi)」がNTDsに対して取り組んでいる医薬品の開発と提供の成果を共有 、さらにNTDs Youth はNTDsの取り巻く状況を改善するために日本の若者が実施している取り組みを紹介します。
 
資源が限られた環境下でNTDsの治療を提供する際に医療の現場で直面する課題、今後どのような取り組みが必要かそれぞれの立場から探ります。

学会に出席される方は、ぜひご参加ください。

学会情報:

学会名 第66回日本熱帯医学会大会
日程 2025年11月29日(土)~30日(日)

場所

長崎大学医学部 坂本キャンパス

シンポジウム日時

2025年11月30日(日)9:00~10:30

セッション名

シンポジウム2「資源の限られた国における『顧みられない熱帯病』治療の課題について」

登壇者

座長:髙橋健介(国境なき医師団 救急医)
演者(順不同・敬称略):
井本大介(DNDi Japan事務局代表 兼 DNDi事業開発ディレクター)
近藤裕哉(一般社団法人NTDs Youthの会 理事)
神徳隆之(国境なき医師団 救急医)
永田由佳(国境なき医師団 内科医)

シンポジウム会場

記念講堂

学会ウェブサイト

https://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/jstm66/ (外部リンク)

参加

学会参加者のみ

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