【夏休み自由研究③】作ってみよう!ペットボトルでろ過装置

2021年07月30日
人が健康に生きていくためには、飲み水だけでなく、手洗いや洗濯のための水も必要です。でも、もし汚れた水しかなかったら? 身近にあるペットボトルで、水の「ろ過」をすることができます。ペットボトルでろ過装置を作ってみましょう。

※注意:この方法でろ過した水は飲み水ではありません。 

材料を用意する

・ペットボトル2本(同じサイズのもの)
・小石(きれいに洗ったもの)
・木炭(活性炭、またはバーベキュー用の炭など)
・カット綿
・カッター、またはハサミ
※木炭はホームセンターなどで購入できます。  
※刃物を使うときは、大人につきそってもらい、気を付けて行いましょう。

手順1:ペットボトルを切る

カッター、またはハサミでペットボトルの1本は上部を、もう1本は底の部分を切り取ります。 

手順2:ペットボトルの飲み口部分に、しめらせたカット綿をつめる

カット綿に水を含ませてからきつく絞って、ペットボトルの飲み口の部分にぎゅぎゅっとつめます。 

手順3:ペットボトルに材料を入れる

用意した材料を、しめったカット綿をつめたペットボトルに小石、カット綿、木炭、カット綿、小石の順番で入れていきます。 

手順4:ペットボトルを重ねる

材料を入れたペットボトルの飲み口の側を下にしてもう1本のペットボトルの切り口に重ねます。外れないようにしっかりと重ねてください。 

手順5:泥水を投入します

上から静かに泥水を入れます。ペットボトルを通って出てきた水はどうなっているでしょうか……?

完成!

泥水が透明な水になりました。 

参考文献:
野村正則、有吉宏朗、衛藤大青「簡易ろ過装置によるろ過効果の検証」
別府大学短期大学部紀要 (32), 139-147, 2013-02 

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