ジャパン・イノベーション・ユニットのブログ

離れていても、効果的。

2020年03月27日

リモートワークでの共同作業に関するヒント

私たちMSF日本イノベーション・ユニット(JIU)は、リモート環境での共同作業に関する知見を深め、スキルを磨いてきました。MSF韓国で働く同僚たちとは、リモートコラボレーションやワークショップをつうじて今後数年間の活動戦略をつくる作業をファシリテートしました。オペレーション・センター・バルセロナとは、創造的な問題解決能力の育成を目的としたプロジェクトを、すべてリモートで行っています。また、東アジア・太平洋地域で展開しているMSFの各セクションが共同で行っているSEEAPイニチアチブのサポートを始めています。
 
さらに、JIUの専門領域である4つの分野のうちの2つ、組織設計/システム設計と新生児ケアの各プロジェクトでは、数多くのリモートワークショップをファシリテートしています。
 
今日、リモート環境での共同作業を簡単に行うためのツールは数多く存在しています。MSFも使っているMicrosoft Office 365にも、リモートワークに活用できる機能が多く備わっていますし、その他の追加的なツールをオンラインで入手することも可能です。しかし、私たちは、リモート環境での共同作業をより成功させるためには、ツールだけではなく、正しいプロセスとそれぞれの役割を明確にすることが鍵となることを経験から学びました。そして、それらは簡単に習得することができるのです。
 
COVID-19の影響が高まるにつれて、すでにYammerなどで共有されている素晴らしい情報に、私たちが経験から学んだことを追加してほしいというリクエストを受けるようになりました。
 
私たちはコミュニケーションの専門家ではなく、ましてや人気のYouTuberでもありません。しかし、日本で業務を行っていることから、遠く離れた人々と共同作業を効率的に行うための方法を、多少は知っています。
 
今回公開するのは、リモート環境での共同作業をより効率的に行う助けとなりそうな、いくつかの簡単なヒントです。これらのヒントは、リモートという環境によってひとつの作業を共同で行うことがいかに限定的になってしまうか、という事実に基づいています。リモート環境では、ミーティングの合間にコーヒーを一緒に飲むことも、ボディランゲージや表情から本意を知ることも簡単ではないのです。
 
これからお見せするビデオでは、私たちがリモートで行う会議や共同作業を可能な限り創造的にし、環境的に限られてしまうコミュニケーションを克服するために“使える”ワザをご紹介しています。
 
みなさんの参考に少しでもなれば、幸いです。
 
内容(全て英語です):
1. Remote and still effective
2. Be prepared
3. Roles during interactive sessions
4. All remote!
5. Same Access Righ
6. Catch up!
7. Be visual
8. Remote presentation

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