【動画】シリア:3Dプリンターによるやけど治療を導入──多発する難民キャンプのやけどに革新を

2025年05月23日

14年に渡る内戦と旧政権の崩壊などにより、不安定な情勢が続くシリア。国内で避難生活を余儀なくされている人は、今も720万人以上に上る。
 
避難民キャンプでは、過酷な生活環境が原因で火災が頻発し、やけどの患者が増加。さらに米国政府からの資金援助が削減されたことにより、人びとが医療を受けることはより難しくなっている。
 
そうした状況に対応するため、国境なき医師団(MSF)は3月から、3Dプリンターを使った革新的なプログラムを開始した。精度の高い治療が提供できるようになり、人びとが顔に負ったやけどの治療に大きな成果をあげている。

この記事のタグ

関連記事

活動ニュースを選ぶ