【動画】AIは「毒ヘビ」から人びとを守る“ゲームチェンジャー”になるか?

2024年02月08日

世界で年間270万人以上が被害に遭う、隠れた危機──それは毒ヘビにかまれることだ。ヘビ咬傷(こうしょう)は「顧みられない熱帯病(NTDs)」の一つで、世界保健機関(WHO)によると、年間10万人以上が死亡し、40万人以上が手足の切断を余儀なくされたり、深刻な後遺症を患ったりしている。ヘビにかまれた人びとの命を救うためには、できるだけ早くその種類を特定することがカギとなる。

国境なき医師団(MSF)とジュネーブ大学は、現在AIの動物認識ソフトを使ったプロジェクトに取り組んでいる。このソフトを用いてヘビの専門家ではないMSFのスタッフが毒ヘビと一般的なヘビを見分けることが可能になると共に、患者を治療するための抗毒素の改良にも役立てている。

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