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【学会発表】グローバルヘルス合同大会2023でワークショップ登壇&ブース展示(11月24日~26日、東京)

2023年10月17日
スーダンで戦闘開始後、北ダルフールの病院では廊下で患者を治療。当時は医療施設への攻撃や医療物資の略奪が相次いだ=2023年5月 © MSF/Mohamed Gibreel Adam
スーダンで戦闘開始後、北ダルフールの病院では廊下で患者を治療。当時は医療施設への攻撃や医療物資の略奪が相次いだ=2023年5月 © MSF/Mohamed Gibreel Adam

 2023年11月24日~26日に東京で開催予定のグローバルヘルス合同大会で、国境なき医師団(MSF)の日本事務局長と救急医が演者としてワークショップに登壇します。 

ウクライナやミャンマー、スーダンなど、世界の人道危機の現場では、現在も医療が攻撃の対象となっています。また、「対テロ対策」や軍事政策・戦略を含めた各国のさまざまな施策により、人道援助活動の一部が犯罪とみなされ、テロリスト指定された勢力の支配地域に暮らす人びとへの援助提供などが犯罪行為となり、必要としている人に援助が届かない現状があります。
 
当ワークショップでは、さまざまな形で国際医療や医薬品の研究開発に関わる演者を招き、医療者に影響を及ぼす国際人道法について改めて確認します。また、それぞれが経験した医療アクセス阻害の事例を共有し、医療活動の安全とアクセス担保における現状、課題、今後の取り組みなどを議論します。
 
会期中はMSFのブースも出展予定です。ブースでは活動地の様子から、医療現場の環境、実際の症例、MSFへの参加方法まで、豊富な情報を取り揃えています。学会に参加される方はぜひお立ち寄りください。
 
なお、採用担当の職員も会期中ブースにて全日参加しております。応募等に関して個別にお話をされたい方は事前にご予約いただければ1対1でお話をすることも可能です(20~30分程度)。
 
ご希望の方は以下のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。
Eメール:recruit@tokyo.msf.org

学会情報: 

学会名

「グローバルヘルス合同大会2023」4大会合同
第64回日本熱帯医学会大会
第38回日本国際保健医療学会学術大会
第27回日本渡航医学会学術集会
第8回国際臨床医学会学術集会

日程

2023年11月24日(金)~26日(日)

会場

東京大学本郷キャンパス内 安田講堂・伊藤国際学術研究センター、山上会館 等

発表日

2023 年11⽉26⽇(日)11:30〜12:30

セッション名

ワークショップ12 「医療へのアクセス──危険にさらされる患者と医療者」

セッション会場

第6会場(医学部2号館 1F小講堂)

登壇者

(五十音順・敬称略)

座長:中出雅治 (大阪赤十字病院 国際医療救援部長)

演者:
中谷 香 (特定非営利活動法人DNDi Japan事務局代表)
榛澤 祥子 (赤十字国際委員会(ICRC) 駐日代表)
村田 慎二郎 (国境なき医師団日本 事務局長)
森岡 慎也 (国境なき医師団 救急医)

学会ウェブサイト

 https://pco-prime.com/gh2023/index.html (外部リンク)

参加

学会参加者のみ

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