多剤耐性結核(MDR-TB):できない約束
2013年01月22日経済的に最も貧しい国の1つタジキスタンでは、結核の流行が深刻な問題となっています。小児結核患者の死亡者数は年間推計で約6万4000人。中でも、複数の治療薬に耐性を持つ結核菌に感染した"多剤耐性結核"(MDR-TB)の対策が急務となっています。国境なき医師団(MSF)が活動を始める以前、同国では子ども用のMDR-TB治療が存在しませんでした。治療を受けている子どもの様子を通して、同国の現状と課題をお伝えします。(日本語字幕、6分19秒)