【動画】清潔な水を、トイレを──未曾有の洪水被害、パキスタンからの報告

2022年10月26日

8月末に大規模な洪水が発生したパキスタン。国土の3分の1が浸水し、人口の7人に1人にあたる約3300万人が被災した。およそ2カ月が経ったいまも大勢が避難生活を送っている。
 
洪水により水源が汚染されたため清潔な水が各地で必要とされているほか、多くの地域でいまだ水が引かず、水を媒介とする病気のリスクも高まっている。
 
国境なき医師団(MSF)は、被災した地域で緊急援助活動を展開。これまでに移動診療所で2万3600人を超える人びとの診察を行い、マラリアやデング熱、呼吸器感染症などの治療に取り組んできた。また、衛生用品や蚊帳などのキットを8400以上配布し、800万リットルを超える清潔な飲み水を提供している。
 
被災した州の中でも最も深刻な被害を受けたシンド州から、水と衛生に関する活動の様子を伝える。

パキスタン洪水に対応中。ご協力をお願いします。

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