シリア北西部で激しい爆撃 家を追われた15万人の避難民に援助を

2019年05月10日掲載

避難民となった母子を診察するMSFの移動診療スタッフ © MSF避難民となった母子を診察するMSFの移動診療スタッフ © MSF

5月に入り、シリア北西部で激しい爆撃が続いている。4月29日から5月5日にかけ、この地域では15万人以上が家を追われ爆撃を逃れた。国境なき医師団(MSF)が活動するイドリブ県には何千人もの避難民が到着しており、チームは移動診療活動を拡大している。 

避難者へ援助の拡大が急務

MSFの移動診療で診察を待つ避難民の家族 © MSFMSFの移動診療で診察を待つ避難民の家族 © MSF

イドリブ県で移動診療を行っているMSFチームは、新たに国内避難民となった人びとを優先して治療できるよう、活動を調整して対応を始めた。避難民の家族は自宅を逃れ、取り急ぎ作られたキャンプで避難生活を送っている状況だ。 

避難民キャンプには生後間もない赤ちゃんもいる © MSF避難民キャンプには生後間もない赤ちゃんもいる © MSF

キャンプでは、人びとが生活条件の整わない状況で暮らすことを強いられており、避難民の数が増えるにつれ、基本的な物品も不足し、生活環境はどんどん悪くなっている。

MSFが診察した患者、アブ・エナドさんは、「爆撃のため、村を離れました。本当にひどかった…ここに着くまで4~5日も歩いたんです」と語る。 

爆撃を逃れ避難したアブ・エナドさんは疲れた表情を見せる © MSF爆撃を逃れ避難したアブ・エナドさんは疲れた表情を見せる © MSF

MSFは数日のうちに援助活動を拡大し、北西部の複数のキャンプで避難民に緊急物資や水の配給を行っていく。 

避難民キャンプで衛生キットを配給するMSFチーム © MSF避難民キャンプで衛生キットを配給するMSFチーム © MSF

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