事務局からのお知らせ

<トークイベント> 世界報道写真展2019 連携企画

2019年06月28日

国境なき医師団(MSF)日本は、「世界報道写真展2019」との連携企画として、人道危機の現場取材を続ける作家・クリエイターのいとうせいこう氏と朝日新聞記者の村山祐介氏をゲストに迎え、実際に海外派遣を経験したMSF看護師とともにスライド・トークを開催します。

 
いとうせいこう × 国境なき医師団
~人道危機の現場で、人々に寄り添うこと~

【イベント概要】

 

日時 2019年7月27日(土)14:30~16:00(14:00受付開始)
会場 東京都写真美術館ホール
(〒153-0062東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内)
主催 朝日新聞社、国境なき医師団日本
定員 190名
参加費 聴講無料
申込 事前申込制

お申込期間は終了しました

  • 世界報道写真展2019の展覧会チケットが必要です。(当日以外の半券でも可)
  • 応募締め切り:7月4日(木)
  • 応募者多数の場合は抽選とさせて頂きます。

【登壇者の紹介】

いとうせいこう
1961年、東京都生まれ。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・舞台など多方面で活躍。『ボタニカル・ライフ-植物生活-』、『想像ラジオ』、『見仏記』(みうらじゅんとの共著)など、著書多数。2016年からこれまでにハイチ、フィリピン、ギリシャ、ウガンダ、南スーダンのMSFの活動地を訪れ、多くのスタッフや患者に話しを聞き、捉えた現実や抱いた思いを著書やYahoo!の連載で発信し続けている。
村山 祐介(むらやま ゆうすけ)
1971年、東京都生まれ。商社勤務を経て、2001年から朝日新聞記者。米ワシントンの特派員として米国務省・国防総省を、中東ドバイの特派員として「アラブの春」後の民主化やシリア内戦、イラクなどを取材。日曜版GLOBEでは、米メキシコ国境の「壁」を越える移民を2年にわたって取材した。学生時代からバックパッカーで、今も陸路にこだわるルポを発表している。現在は経済部次長で国際経済を担当している。
倉之段 千恵(くらのだん ちえ)
2017年よりMSFの活動に看護師、手術室看護師、看護チームリーダー、看護活動マネジャーとして参加。2001年愛媛大学医学部看護学科卒業。東京医科大学病院、井上記念病院、千葉大学病院に勤務の後、イラク、バングラデッシュ、パプアニューギニア、イエメンでの活動に従事。千葉県出身。

「世界報道写真展」とは

「世界報道写真展」は1955 年にオランダのアムステルダムで、世界報道写真財団が発足したことにより、翌年から始まったドキュメンタリー、報道写真の展覧会です。毎年、1月~2月にかけて主に前年に撮影された写真を対象にした「世界報道写真コンテスト」が開かれ、十数人からなる国際審査員団によって選ばれた入賞作品が「世界報道写真展」作品として、世界中の約100 会場で展示されます。年間を通じて、総計約400万人が会場に足を運ぶ世界最大級の写真展と言えるでしょう。
今、世界で起こっている現実を克明に捉えるプロの報道カメラマン達。その圧倒的な力量と息をのむような緊張感が伝わってくるような受賞作品の数々は、見る者の心に迫ります。
大賞などを含め、受賞作品を紹介する「世界報道写真展2019」は6月8日(土)から東京都写真美術館(恵比寿)で開催します。
今年は、「現代社会の問題」、「一般ニュース」、「長期取材」、「自然」、「環境」、「スポーツ」、「スポットニュース」、そして昨年の「人々」にかわり「ポートレート」の部の8部門において、25カ国43人の受賞が決まりました。また新たに、複数の写真の写真でさまざまな事象を表現した作品を評価する「世界報道写真ストーリー大賞」が設けられ、報道写真の表現に広がりを見せています。

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