海外派遣スタッフ体験談
本職の建築設計を援助に活かす
山住邦夫
- ポジション
- 建築士
- 派遣国
- マラウイ
- 活動地域
- ブランタイヤ
- 派遣期間
- 2007年3月~2007年12月

- QなぜMSFの海外派遣に参加したのですか?
-
山住邦夫ロジスティシャン(写真右端)
以前から漠然と援助団体の仕事には興味があったのですが、数年前にジャーナリストの友人にMSFをすすめられたのが直接のきっかけになりました。
- Q今までどのような仕事をしていたのですか? また、どのような経験が海外派遣で活かせましたか?
-
建築設計が本職でした。
以前フィンランドで仕事をしたことがあり、これが海外での仕事経験という面ではMSFの海外派遣に反映されているのではないかと思います。
- Q今回参加した海外派遣はどのようなプログラムですか?また、具体的にどのような業務をしていたのですか?
-
HIV/エイズと結核の治療が主なプログラムで、建設専門のロジスティシャンとして医療施設や衛生設備(トイレ、廃棄物処理施設)の建設(増築、改修を含む)を行ってきました。
- Q週末や休暇はどのように過ごしましたか?
-
建設作業の様子
レストランやディスコに行ったり、パーティー、山登り、湖でダイビングなど。MSFの派遣地としては例外ではないでしょうか。
- Q現地での住居環境についておしえてください。
-
17名の外国人派遣スタッフが、独身は2~3名ずつ、家族がある人は家族ごとに分かれて住んでいました。
- Q良かったこと・辛かったこと
-
良かったこと:
政情や経済が「比較的」安定しているせいか、建設工事がおおむね順調に進んだこと。
辛かったこと:
今回は特にありません。
- Q派遣期間を終えて帰国後は?
-
次の派遣依頼を待ってます。
- Q今後海外派遣を希望する方々に一言アドバイス
-
世界で何が起こっているのかを肌で感じ、援助の一端を担う良い機会だと思います。まずは日本事務局に相談してみてはいかがでしょうか。
MSF派遣履歴
- 派遣期間:2005年6月~2005年12月
- 派遣国:スーダン
- プログラム地域:ダルフール地方
- ポジション:ロジスティシャン/アドミニストレーター
- 派遣期間:2006年2月~2006年12月
- 派遣国:アルメニア
- プログラム地域:エレバン
- ポジション:ロジスティシャン(建築担当)