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HIV/エイズ、結核、マラリアの危機的状況──ギャップを埋めるための提言を含む報告資料を公開

2022年09月07日
南スーダンで子どもたちにマラリア検査をするMSFスタッフ © Adrienne Surprenant/Item
南スーダンで子どもたちにマラリア検査をするMSFスタッフ © Adrienne Surprenant/Item

コロナ禍の影響を受け、従来は三大感染症として世界の取り組みの焦点であったHIV/エイズ、結核、マラリアが、“顧みられないパンデミック”となりつつあります。

各地で国内対策も国際援助も減少・後退し、2030年までにこれらの感染症を根絶するという「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標も達成が危ぶまれています。その後退は、国境なき医師団(MSF)が対応にあたる南スーダンやミャンマーなどの国々でも、検査や治療の大幅な減少といったデータに現れています。

2022年9月の世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)増資会合を前に、MSFは危機的な後退に警鐘を鳴らし、ギャップを埋めるための提言を含む報告資料「Bridging the Gaps—The Neglected Pandemics: HIV/AIDS, Tuberculosis and Malaria」(英文)を発表しました。

報告資料はこちら

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